バイナリーオプションは為替レートが上昇するか下降するかを予想して行う取引です。
FXと違う点は、取引終了時に1pipsでも予想方向にチャートが動いていたらエントリーした金額(BET)“約2倍”でペイアウトされます。
仮に1pipsの利益をFXで利確した場合、日本円に換算すると0.01円です。(実際にはレバレッジがあるのでもっと稼げています。)
バイナリーオプションの場合は、取引終了時1pipsでも予想方向にチャートが動いていたら約2倍になるというのが大きな違いになります。
上か下かを予想して当てるだけなので、簡単だと思ってしまう人がいるのですが、ギャンブルトレードでは利益を出す事が出来ません。
そこで重要になってくるのが、“裁量トレード”です。
裁量トレードは“テクニカル分析”と“ファンダメンタルズ分析”の2つに分類します。
一言でテクニカル分析、ファンダメンタルズ分析といっても、多くの手法が存在しているので、多くの手法の中から自分にあった手法を見つける必要があります。
そこで今回はバイナリーオプション初心者でも分かり易い裁量トレード(テクニカル分析・ファンダメンタルズ分析)をご紹介します。
フィボナッチ・リトレースメント
フィボナッチ・リトレースメントは、フィボナッチ係数をチャート上に表示して取引を行います。多くのトレーダーが利用しているテクニカル分析(インジケーター)です。
フィボナッチ数列は0+1からスタートして、隣合わせの数字を足していくことでできる数列になります。
0,1, 1, 2, 3, 5, 8, 13, 21, 34, 55, 89, 144, 233, 377, 610, 987, 1597, 2584, 4181, 6765, 10946, …
簡単に説明すると、チャートに特定の「レジスタンスライン」「サポートライン」(レジサポライン)を表示して、売買を行う手法になります。
特定のレジサポラインは、黄金比をもとに表示されます。
その数字を2つ後の数字で割ると、0.382になる。
その数字を3つ後の数字で割ると、0.236になる。という特徴があります。
これを黄金比と呼びます。
黄金比を%に変換し、インジケーターに表示させると以下のポイントでレジサポラインが引かれます。
23.6%
38.2%
(50.0%)
61.8%
100%
上記の0%~100%までをチャートに表示して、それをレジサポラインとして取引を行っていきます。
フィボナッチ・リトレースメント 実際の取引の様子
過去にフィボナッチ・リトレースメントで取引を行っているのでそちらをご覧いただけたらと思います。
レジサポラインの反発を狙って取引をして、勝っている様子がわかると思います。
次はバイナリーオプション初心者に向けて、簡単なフィボナッチ・リトレースメントで取引をするコツを解説します。
フィボナッチ・リトレースメント 取引で大事な事
バイナリーオプション初心者でも、フィボナッチ・リトレースメントで取引が出来るようになる為のポイントは“複数個所でフィボナッチ・リトレースメントを引いて、一番反発の多いラインで取引を行う”という事です。
バイナリーオプションは30秒や1分といった、超短期間の取引になります。
時間足の短いチャートでは“騙しサイン(ノイズ)”が多く発生します。
バイナリーオプション初心者は騙しサインを見抜くのが難しいと思うので、まずは何回かフィボナッチ・リトレースメントを引いて、ちゃんと引いたラインで反発しているのが確認できてから取引をスタートしていきましょう。
指標スキャル(指標スキャルピング)
指標スキャルは、平日毎日発表されている、経済指標のタイミングで取引を行う事です。
指標スキャルの手法は大きく分けて、「経済指標発表後にトレンド方向へエントリー」する方法と、「経済指標の発表結果をあらかじめ予想してエントリー」する方法があります。
経済指標自体は、多くの為替サイトで掲載されているので誰でも確認が出来て、バイナリーオプション初心者でも簡単に手法を理解する事が出来ます。
指標スキャル(指標スキャルピング) 実際の取引の様子
ハイローオーストラリアで全勝取引! 9月4日に発表された(NFP)雇用統計で指標スキャルを行った結果と予想のやり方を解説!
指標スキャルで実際に取引をした様子を、過去に掲載しております。
そちらをご覧いただけたらと思います。
記事に掲載しているのは、“アメリカ雇用統計(NFP)”での取引結果です。
トレンドに対して売買を行うテクニカル分析に比べて、大幅にチャートが動いているのがわかるかと思います。
経済指標は発表内容や発表結果によって、チャートに与える影響が変わってきます。
アメリカ雇用統計のような注目度の高い経済指標の場合、為替レートに大きく影響を与えます。
次は指標スキャルで取引をするコツを解説します。
指標スキャル(指標スキャルピング) 取引で大事な事
指標スキャルで大事なのは、“過去の発表結果”と“関連発表の結果”になります。
指標スキャルは、基本的に発表される指標の数値が“過去発表値よりポジティブな結果かネガティブな結果か”という点と“市場予想よりもポジティブな結果かネガティブな結果か”というのが重視されます。
なので、過去発表時の数値の推移が重要になってきます。
また、経済指標には関連発表があります。
例えば、アメリカ雇用統計(NFP)は「ADP雇用統計」の結果や「ISM製造業」「ISM非製造業」「新規失業保険」の発表結果が大きく関係してきます。
関連指標の結果がポジティブだった場合、実際に取引を行う経済指標の結果もポジティブになるだろうといった予想が可能です。
指標スキャルを行う場合は、必ず関連発表の結果にも注目しましょう。
移動平均線
移動平均線は、任意の期間中の過去の値動きを平均化したものをチャートに表示させて、取引を行う手法になります。
短期線・中期線・長期線の3本をチャートに表示します。
具体的には「ゴールデンクロス」「デッドクロス」「パーフェクトオーダー」という移動平均線の形で売買を行う手法です。
・ゴールデンクロス
短期線が中期線・長期線を下から上に突き抜ける動きをすると、チャートが上昇する
・デッドクロス
短期線が中期線・長期線を上から下に突き抜ける動きをすると、チャートが下降する
・パーフェクトオーダー
短期線・中期線・長期線のすべてが同じ方向に動くと、トレンドが安定している目安
移動平均線 実際の取引の様子
移動平均線を利用した取引を、以前掲載しているのでそちらをご覧いただけたら幸いです。
ハイローオーストラリアで勝率70%を出しています。
記事にはトレンドに対して順張りをしている様子が掲載されています。
つまり、パーフェクトオーダー中の取引の様子です。
かなり安定した取引が出来ているので、参考になるのではないでしょうか。
次に、移動平均線を利用した取引のコツを解説します。
移動平均線 取引で大事な事
移動平均線を利用して取引を行う際に重要な事は、“移動平均線以外のインジケーターを表示する”という点です。
別のインジケーターを表示させるのは、騙しサインに騙されない為です。
バイナリーオプションは、基本的に短期トレードです。必然的に表示する時間足も短くなってしまいます。
ですが、短い時間足は騙しサインが多いので、騙されないようにする必要があります。
その為に、複数のインジケーターを表示させて、売買ポイントの信憑性を高めます。
例えば、移動平均線と相性がいいのは“MACD”と“RSI”です。
RSIで相場の買われ過ぎ、売られ過ぎを確認できて、尚且つMACDでも「ゴールドクロス」「デッドクロス」の確認が取れるので、移動平均線とは相性がいいです。
移動平均線だけではなく、他のインジケーターも表示して売買ポイントの信憑性を高めてから取引をしていきましょう。
バイナリーオプション初心者におすすめの「裁量トレード」3選! まとめ
今回はバイナリーオプション初心者でも簡単に利用できる、おすすめの裁量トレードを3つ紹介させて頂きました。
バイナリーオプション初心者は、どうしても適当な取引やギャンブルトレードをしてしまいがちです。
そこで勝てないとなると、ネット上の怪しいレクチャーを頼ったり、高額な詐欺ツールを購入したりと散々な目に遭ってしまいます。
せっかく稼ごうと思ってバイナリーオプションを始めたのに、どんどんお金が減っていくなんて事がないように、必ず1つでいいので裁量トレードを覚えましょう。
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