今回は、ハイローオーストラリア(High&Low.com)でアメリカ雇用統計(9月分)の取引をしたので、手法や予想の立て方、そして実際の取引の様子をご覧いただけたらと思います。
ハイローオーストラリアで全勝取引! 9月4日に発表された(NFP)雇用統計で指標スキャルを行った結果と予想のやり方を解説!
以前にも、アメリカ雇用統計で取引を行った結果を掲載しているので、合わせてご覧になって頂くと幸いです。
今回も指標スキャルのやり方から実際の予想と取引結果、そしてメリットとデメリットまで解説していきます。
指標スキャル(指標スキャルピング)とは
経済指標とは、世界各国が発表する「企業の経済状況」や「物価上昇率」「財政収支」といった、経済を構築する内容を数値化したものになります。
主に国の公的機関が決められた時刻に発表を行います。
経済指標を利用した取引を「指標スキャル(指標スキャルピング)」といいます。
指標スキャルはファンダメンタルズ分析に分類される、裁量トレードの1つになります。
指標スキャルは2通りのやり方があります。
経済指標の発表後、トレンド方向に順張り
経済指標の発表前に、あらかじめ予想を立てて取引
上記2種類の手法があるのですが、今回はあらかじめ予想を立てて、予想方向に取引を行う手法を行います。指標スキャルだけで億トレーダーになった人もいるくらい為替相場で利益を出す事の出来る手法です。
経済指標は各為替サイトで簡単に確認が出来るので、バイナリーオプション初心者でも取り組む事が可能です。
指標スキャル 予想の立て方
指標スキャルは経済指標の確認が必須です。
(引用元:https://fx.minkabu.jp/indicators?date=2020-09-29)
取引を行う日の経済指標を確認して、何時に・どの国の・何の発表があるのか、というのを覚えましょう。
経済指標は為替チャートに影響を与えるのですが、基本的に「過去発表より今回結果が良かったか悪かったか」「市場予想より今回結果が良かったか悪かったか」によって上昇下降に変動します。
また、経済指標によっては関連した発表があります。
例えば、アメリカのニューヨーク連銀製造業景気指数は、フィラデルフィア連銀景況指数の先行発表と言われているくらい関連性が強いです。
指標スキャルで重要なのは、発表される経済指標の過去の推移と、“関連した経済指標の結果”になります。
今回取引を行うのは、上記画像にも記載されている、アメリカ雇用統計(9月)になります。
雇用統計とは
雇用統計とは、発表国の労働者数の増減を統計したもので、発表国の景気状況を探るうえで重要な指標に位置付けられています。
特に、米国労働省が発表するアメリカの雇用統計は、GDP世界一位の国だけあって世界中から注目されています。
実際に、アメリアk雇用統計の結果次第で、政策が組まれると言った事もあるほど重要な経済指標です。
今回は、そんな世界中が注目しているアメリカ雇用統計(9月分)で取引を行ったので、予想の立て方から実際の指標スキャルの様子までをご覧いただけたらと思います。
アメリカ雇用統計(9月分) 予想
実際に取引を行っていく、アメリカ雇用統計(9月分)の予想をしていきましょう。
まず過去発表と市場予想の数値から確認していきます。
発表時刻 21:30
過去発表 137.1万人(改定148.9万人)
市場予想 87.5万人
過去発表137.1万人(改定148.9万人)に対して、市場予想では87.5万人になるだろうとういうネガティブな予想が立てられています。
「ADP雇用統計」
「ISM製造業」
「ISM非製造業」
「新規失業保険4週」
上記4つの経済指標の結果は、雇用統計に大きく関わってくると言われています。
結果はというと、ADP雇用統計、ISM製造業は悪くない結果になりました。
ですが、チャートの動きは予想に反して上昇しませんでした。
次に新規失業保険4週ですが、ポジティブな結果とネガティブな結果が半々でした。
関連発表は微妙な結果になっているので、今回は素直に“下降予想”で取引を行っていきたいと思います。
アメリカ雇用統計(9月分) 取引ルール
今回取引を行うルールは以下の通りです。
取引指標:アメリカ雇用統計9月分(NFP)
発表時刻:21:30
取引通貨:USD/JPY(ドル円相場)
取引回数:10回
取引金額:50,000円/1回
予想方向:Low(下降)
上記ルールのもと、取引を行っていきます。実際のチャートの動きにも注目してください。
アメリカ雇用統計(9月) 指標スキャルの取引結果
それでは実際に取引を行った結果をご覧ください。
予想は的中して、雇用統計の結果はネガティブでした。
チャートは発表があった21時30分から下降し、エントリー箇所すべて利益になっています。
発表時刻 21:30
過去発表 137.1万人(改定148.9万人)
市場予想 87.5万人
今回結果 66.1万人
数値も市場予想を下回っています。
このように、ネガティブな結果だとチャートは下降します。(ドルが売られる)
指標スキャル メリット・デメリット
指標スキャル(指標スキャルピング)は、ボリジャーバンド、フィボナッチ・リトレースメント、移動平均線、MACD、RSIといったテクニカル分析同様、為替相場取引における手法の1つになります。
どの手法にもメリットとデメリットがあるように、指標スキャルにも存在します。
メリットとデメリットを確認して、自分に合う手法なのかどうか確かめましょう。
指標スキャル メリット
指標スキャルのメリットは、“ツール不要”と“バイナリーオプション初心者でも分かるくらい単純な手法”という2点です。
指標スキャルはテクニカル分析とは違い、MT4,MT5といった相場解析ツールを必要としません。
パソコンが絶対に必要な訳でもなく、スマホ1台で予想から取引までを行う事が可能です。
為替相場取引といえば、モニターを何台も並べて、MT4でラインを読んで、チャートと睨めっこをしないといけない、という認識から解放されます。
これはバイナリーオプション初心者にとって大きなメリットになるのではないでしょうか。
加えて指標スキャルは、“過去発表時(市場予想)よりポジティブかネガティブか”を予想するだけです。
つまり、予想自体は経済指標が掲載されているサイトを見れば、誰にでも行えます。
指標スキャル デメリット
指標スキャルのデメリットは、発表結果通りにチャートが動くとは限らない点です。
例えば、発表結果がポジティブだった場合、発表国の通貨価値が上がり、多くの投資家に買われチャートが変動します。
ですが、為替相場は色んな要素で変動します。テクニカル分析での強い買いや強い売りがあった場合、経済指標の発表結果に左右されない可能性があります。
その点に注意する必要があります。とはいえ、未来が確定的にわかる人はいないので、注意といっても取引金額や取引回数を控えるといった予防しかできません。
ハイローオーストラリア(High&Low.com)指標スキャルで全勝 まとめ
今回はハイローオーストラリアで指標スキャル(指標スキャルピング)を使って全勝したという内容でした。
今回取引に利用した経済指標はアメリカ雇用統計(9月分)になります。
アメリカ雇用統計は、世界中から注目されている重要な経済指標の1つになります。
多くの投資家が売買を行うので、チャートは大きく変動します。
また、雇用統計に限らず、経済指標の結果は為替相場に少なからず影響を与えるので、バイナリーオプション初心者でも勝ち負けの原因をすぐ理解する事ができます。
FXでは、pips数で損益が変動するので、結果次第で損失が膨らむ指標スキャルは避けられがちですが、バイナリーオプションは利益と損失があらかじめ決められているので適していると言えるでしょう。
是非参考に指標スキャルを試してみて下さい。
バイナリオプションおすすめランキングNO1
ハイローオーストラリア公式はこちら