今回はハイローオプションで指標スキャルを行った結果を公開という内容になっています。指標スキャルがどういった手法なのか、バイナリーオプションでも出来る手法なのか、そして実際どのくらい効果的なのかというのもご紹介していきます。
早速本題に入っていきましょう。
指標スキャルとは
指標スキャルというのは、平日毎日発表される世界各国の世界情勢、企業の経済状況、物価上昇率・財政収支・経済成長率・雇用者数といった“経済指標”をもとに取引を行う手法になります。
(画像引用元:https://fx.minkabu.jp/indicators?date=2020-12-17)
経済指標が発表されるタイミングでは、為替チャートが大きく変動します。
為替チャートが大きく動くという事は、取引のチャンスです。
指標スキャルについては以前も取り上げているので、合わせてご覧いただけたらと思います。
指標スキャル やり方
指標スキャルはMT4(MT5)といったツールを利用しなくても、スマートフォンやパソコンが1台あれば予想を立てて取引をする事が可能です。
その為、長年トレーダーとして活躍している人から、為替相場初心者まで多くの人が利用しています。
さて、そんな多くのトレーダーが利用している指標スキャルのやり方ですが、基本的には経済指標が掲載されているサイトを確認するだけです。
経済指標をサイトで確認すると、「発表国」「発表時刻」「指標名」「過去発表(前回発表)」「市場予想」が記載されています。
指標スキャルには2通り手法があります。
・経済指標発表前に予想をして予めエントリーをしておく
・経済指標発表後にトレンド方向に順張り
今回行うのは前者の、あらかじめ予想を立ててエントリーをしておく手法を利用していきます。
次に、今回取引を行ったアメリカ雇用統計という経済指標について解説をします。
アメリカ雇用統計(NFP)とは
アメリカ雇用統計(NFP)とは、「アメリカの労働省が発表する、アメリカの労働者の雇用状況の調査結果」になります。
NFPは“Nonfarm Payroll”の略で、農業部門以外の就業者数の統計になります。
アメリカはGDP世界一で、そんなアメリカの雇用者数の統計には多くの投資家達が注目しています。
多くの投資家が注目しているという事は、その分取引量も増え、為替相場に大きな影響を与えます。
過去には数円動いた事もあるほどです。
また、雇用統計の結果次第ではFRB政策金利(FOMC)といった政策に影響してきます。
アメリカ雇用統計(11月) 予想
今回はアメリカ雇用統計(11月)で指標スキャルを行っていきます。
ハイローオーストラリア(High&Low.com) 指標スキャルで全勝! アメリカ雇用統計(9月分)の予想解説と実際の取引結果を公開!
雇用統計は以前も同じ手法で取引を行っているので、合わせてご覧いただけたらと思います。
過去発表 63.8万人
市場予想 46.0万人
今回発表されるアメリカ雇用統計(11月)の市場予想では、“雇用者数は減少する”という内容ですね。
つまり、アメリカにとってネガティブな予想です。
加えて、予想するにあたって重要なのが“関連指標の発表結果”になります。
・ISM製造業
・ISM非製造業
・新規失業保険(4週)
雇用統計前に発表される、関連指標の結果から今回発表される雇用統計(11月)は下降する予想を立てました。
まず、ADP雇用統計の発表結果がよくありませんでした。
次にISM製造業・ISM非製造業についてですが、製造業なのに何で雇用統計に関係しているのかというと、製造業といっても発表される内容が多く、その中には雇用者も含まれます。その結果あまりよくはなかったので、こちらもネガティブな判断材料になります。
最後に新規失業保険ですが、これは一週間に1回発表される経済指標になります。4週目だけ2ヵ月ぶりの好調だったものの、他の3週はネガティブな結果となっていました。
上記理由から、雇用統計(11月)はチャートが下降していくのではないかという予想を立てました。
次は取引ルールをご覧ください。
アメリカ雇用統計(11月) 取引ルール
取引通貨:USD/JPY(ドル円相場)
取引手法:指標スキャルピング
取引金額:50,000円(1エントリー)
取引回数:10回
取引時間:5分
ペイアウト率:1.85倍
1エントリーあたりの利益:42,500円
上記取引ルールのもと、アメリカ雇用統計(11月)で取引を行っていきます。
それでは早速取引結果をご覧いただけたらと思います。
アメリカ雇用統計(11月) 取引結果
前述したのですが、アメリカ雇用統計(11月)はネガティブな結果になり、チャートは下降していくと予想しました。
結果は予想通りチャートが大きく下降して、全勝する事が出来ました。
発表結果は以下の通りです。
過去発表 63.8万人(61.0万人)
市場予想 46.0万人
今回結果 24.5万人
市場予想を大きく上回って雇用者数が減少しているのが分かるかと思います。
雇用者数が大幅に減少しているという事は、アメリカの経済(11月)はあまりよくないのではないかという判断材料になり、ドルが売られチャートが下がっていきます。
指標スキャルピング 取引のやり方・コツ
指標スキャルピングのやり方及びコツは、非常に簡単です。
“関連発表の結果を必ず確認する”これだけです。
最も重要な関連発表の結果を確認するというのを忘れなければ、指標スキャルの勝率は上がります。雇用統計やGDPなど、為替相場に大きな影響を与える指標には、必ずと言っていいほど“関連指標”があります。
例えば、「ニューヨーク連銀製造業景気指数」は「フィラデルフィア連銀景況指数」「ISM製造業景気指数」の先行発表と言われています。
ニューヨーク連銀の発表結果が良かった場合、フィラデルフィア連銀そしてISM製造業の数値もよくなっているのではないかという予想が立てられます。
つまり、いきなり指標で取引をするのではなく、ニューヨーク連銀製造業景気指数の発表結果を確認する。その結果から、フィラデルフィア連銀景況指数で取引を行う。
ニューヨーク連銀製造業景気指数でエントリーするのではなく、結果をみて関連経済指標でエントリーをする事で、リスクを下げる事が可能です。
これが指標スキャルピングのやり方・コツになります。
アメリカ雇用統計(11月) ハイローオーストラリアで指標スキャルピング まとめ
今回はアメリカ雇用統計(11月)で指標スキャルピングを行い、全勝したという内容でした。
アメリカ雇用統計は毎月第一金曜に発表されています。過去にも取引を行っているので是非合わせてご覧いただけたらと思います。
アメリカ雇用統計(11月)の取引結果としては以下の通りです。
勝率 100%
利益 425,000円
ツールを利用してチャートと睨めっこする必要はなく、指標スキャルピングだけでこんなに稼ぐ事が可能です。
本記事では指標スキャルピングのコツも掲載していて、初心者でもツール不要で出来る手法になっているので、バイナリーオプション初心者さんは参考にしてみてはいかがでしょうか。
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