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バイナリーオプションの平均足とは?ローソク足との違いや攻略法を紹介

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バイナリーオプションで取引する際は、どのような指標を使って取引をしていますか。

バイナリーオプションはある一定の価格より上か下かを判断する一見単純な投資ですが、しっかりと勉強していないとただのギャンブル取引になってしまいます。

今回紹介する平均足はバイナリーオプション以外にも株やFXで使われているテクニカル指標で、初心者でも使いやすい魅力があります。

既に似ている「ローソク足」などについて知っている人でも、平均足について知ることで相場の方向性が掴みやすくなりますよ。

本記事では平均足の使い方やメリット・デメリットなどをわかりやすく紹介していきます。

・ 相場の流れを読んで取引をしていきたい

・ プロトレーダーも使う指標について知りたい

・ どのような場面で平均足を使うのか知りたい

上記のような疑問をお持ちの方はぜひ最後までご覧ください。

ご自身の取引に平均足を取り入れつつ、相場の流れをぜひ読んでみてくださいね。

 

本記事のまとめ

・ 平均足は4本のローソクの平均値を表したもの

・ 見るだけで、相場の方向性がわかる

・ 相性の良い指標は「一目均衡表」「ボリンジャーバンド」など幅広い

 

平均足とは

まず平均足について紹介していきます。

平均足は「コマ足」とも言われておりローソク足と似ているテクニカル指標で、その名前の通り4本のローソク足の平均値を表示させています。

 

平均足の計算方法

平均足の計算式は以下の通りです。

・ 始値 = (1つ前の平均足の始値 + 1つ前の平均足の終値) ÷ 2

・ 高値 = 4つのローソク足のうち、1番高い値

・ 安値 = 4つのローソク足のうち、1番安い値

・ 終値 = (ローソク足の始値 + ローソク足の高値 +ローソク足の安値 + ローソク足の終値) ÷ 4

 

覚えて実際に使うことはありませんが、成り立ちを知ることで平均足の理解も深まりますよ。

 

ローソク足との違い

ローソク足と平均足の違いは、始値と終値の計算方法が違うことです。

ローソク足と平均足はどちらも始値・高値・安値・終値の4つで構成されており、高値と安値はどちらもその範囲の中で高い価格と低い価格が該当します。

 

ローソク足の成り立ち

例えば、15分で1本形成されるローソク足(15分足)は15分の始まりの価格が始値、終わりの価格が終値となります。

その間で価格が変動し、最も高いのが高値、最も安いのが安値と表示されるのです。

 

平均足の成り立ち

一方、平均足はローソク足4本を使い、平均化して平均足1本を形作ります。

ただ4本の中で最も高い価格を高値、最も安い価格を安値とするのはローソク足と同じですね。

そのため、例えローソク足の時点で価格がバラバラになっていても、平均足ではその差分が小さくなるのです。

画像で比較してみても同じような動きをしていることがわかりますね。

 

平均足の方がブレが少ないことがわかります。

 

平均足の使い方

平均足では、主にトレンドを判断することが可能です。

主な使い方は以下の3つが挙げられます。

・ 連続で陽線

・ 連続で陰線

・ 連続でコマ

 

それぞれ平均足の色と形を確認して、相場の方向性がわかるようになっています。

 

連続で陽線が出た場合

連続で陽線が続くと、相場は上昇トレンドであることが読み取れます。

ローソク足の場合、連続で陽線が出ても上昇トレンドとは判断しにくいものの、4つのローソクを平均した平均足で陽線が続けばしっかりと上昇していることは明白です。

また連続で陽線が出たタイミングで上ヒゲが連発していると、より上にいく勢いが大きいと読み取れて「上昇の勢いが強い上昇トレンド」であることがわかりますよ。

 

連続で陰線が出た場合

連絡で陰線が続く場合は、上昇トレンドと反対で下降トレンドであることが読み取れます。

この時に下ヒゲが連続して出現していると、より下に行こうとする勢いが強いと読み取れますよ。

つまり通常の下降トレンドよりも「下落の勢いが強い下降トレンド」であることが読み取れます。

 

連続でコマが出た場合

真ん中の実体と呼ばれる部分が短いのをコマと呼んでいます。

コマが連続していると現在のトレンドが転換したり、相場が動きにくくなったりしていることが読み取れます。

平均足でのコマは、上下どちらにも動けず上売り買いが拮抗しているという意味になりますので、これからどちらに動くのか見通しが立たない状態といえます。

この時に以下の条件が揃っていれば、それぞれトレンドの勢いが弱まりそうと判断できますよ。

・ 陽線コマで下ヒゲ → 上昇トレンドの勢いが弱まりそう

・ 陰線コマで上ヒゲ → 下落トレンドの勢いが弱まりそう

 

そして、コマの上下に等しくヒゲが出ているケースは「上下どちらにも行けず、どっちに行くか迷っている状態」ということが読み取れます。

 

平均足のメリット

主なメリットは以下の2つです。

・ 相場の方向性を判断しやすい

・ 細かなダマシを回避しやすい

 

それぞれ紹介していきます。

 

相場の方向性を判断しやすい

平均足は前述したように、相場の方向性が判断しやすいというメリットがあります。

「陽線、陰線、コマのどれか」「ヒゲの有無」でトレンドの状態が分かり、これから相場はどちらに動くか、転換したり停滞したりするかを知れるのです。

・ 陽線 + 上ヒゲ → 強い上昇トレンド

・ 陽線 + 下ヒゲ +コマ → 上昇が弱まりそう

・ 陰線 + 上ヒゲ → 強い下降トレンド

・ 陰線 + 下ヒゲ +コマ → 下落が弱まりそう

 

平均足で状況をそれぞれ確認することで、相場の方向性を判断しやすいのがお分かりいただけるのではないでしょうか。

 

細かなダマシを回避しやすい

平均足を使うことで、細かなダマシを回避しやすくなります。

ダマシとは上昇トレンドの最中に小さく下落したり、下降トレンドの最中に小さく上昇したりなどする細かな反対の動きを指しています。

ノイズとも呼ばれ、バイナリーオプションなどの短期取引を行う場合はノイズの回避率が利益率アップに繋がる重要なポイントとなりますよ。

もし避けられなければ、想定通りの動きをしていたのに急にノイズが発生して負けてしまったということにもなりかねません。

通常のローソク足より平均足で差分を小さくしているので、小さな反発が起こっても平均足に反映されにくいというわけです。

これにより、ノイズによって陽線や陰線の連続性が途切れにくく、ノイズに騙されて誤ったトレンドの判断するリスクを回避しやすくなりますよ。

 

平均足のデメリット

反対に平均足のデメリットは、主に以下の3つが挙げられます。

・ 細かな取引には向いていない

・ 現在の価格がわからない

・ トレンドラインが引けない

 

それぞれ紹介していきます。

 

細かな取引には向いていない

平均足はダマシを回避しやすい一方で、細かな目線で見る使い方には適しません。

平均化してしまうので、直近でどちらに動くのかわからないのです。

そのため平均足はあくまでも「相場全体がどう動いていくか」という全体の方向性を見る使い方を念頭に置いておきましょう。

そして後述する細かな目線の見れる指標を組み合わせることをおすすめします。

 

現在の価格がわからない

平均足では現在の価格がわからないというデメリットがあります。

取引画面で現在の価格を知ることはできますが、平均足のみでは判断できな情報もあるので注意しておきましょう。

 

トレンドラインが引けない

トレンドラインとは、相場の方向性を判断するために引く直線のことを指しています。

ローソク足を表示させて、以下のように引けると相場の方向性がわかるようになっていますよ。

・ 右斜め上の線が引ける → 上昇トレンド(上昇傾向)

・ 右斜め下の線が引ける → 下降トレンド(下落傾向)

・ 水平に線が引ける → レンジ相場(一定範囲で動く)

 

しかし平均足ではローソク足4つが平均化されているので、正しいトレンドラインが引きにくいというデメリットがあります。

実際のトレンドラインとは乖離してしまうため、従来の「トレンドラインから抜けたらエントリー」という使い方はできません。

つまり平均足を使う際は、トレンドラインを引かず平均足を見て相場の方向性を確認するようになりましょう。

トレンドラインについてはこちらの記事をご覧ください。

バイナリーオプションのおすすめトレード方法は?トレンドラインで勝率アップを狙え!初心者向け?実践方法・注意点・応用例

 

MT4・MT5での設定方法

バイナリーオプション業者の取引画面では、基本的に平均足を使うことはできません。

そのためMT4、MT5という取引分析ツールで設定しましょう。

設定方法は以下の通りです。

1. MT4やMT5の上部タブの「挿入」にカーソルを合わせる

2. 「インディケータ」→「カスタム」の順にカーソルを合わせて「Heiken Ashi」をクリック

3. 設定数値はそのままで「OK」をクリックして完了

 

数値はそのままで、変える必要はありません。

簡単に設定ができますので、一度設定してみてはいかがでしょうか。

ただローソク足を表示していると、平均足とローソク足が重なって見にくくなるケースもあります。

その際にはローソク足を右クリックして削除し、平均足のみを表示させてみてくださいね。

もしローソク足と平均足を同時に確認したい場合は、画面を二分割してそれぞれ表示させてみてください。

 

平均足の攻略法

平均足は方向性を判断しやすいというメリットがある一方で、細かな目線には合わせにくいデメリットがあります。

そのため、このデメリットをカバーできるような指標と組み合わせてエントリーする方法が平均足の使い方となります。

様々な指標と組み合わせやすいので、今回は主に2つの手法を紹介します。

ぜひご自分に合った方法を選んで、デモ口座を使って実践してみてくださいね。

 

一目均衡表

平均足と一目均衡表と呼ばれるテクニカル指標を組み合わせたエントリー方法です。

一目均衡表には「雲」と呼ばれる色のついた部分があります。

雲の中にローソク足が入ると雲の範囲で価格が動きやすくなり、雲から抜けるとその方向へ動きやすいという特徴を持っています。

今回の方法は、平均足が雲の中に入って、抜けたタイミングでその方向にエントリーするというものです。

なお雲を陽線で上に抜けたら「High」でエントリー、下に陰線で抜けたら「Low」でエントリーするようにしましょう。

下に抜けたのに陽線が出ていると再度雲の中に戻ってしまう可能性も考えられますので、方向と平均足の陽線と陰線が合致しているかどうかを確認してくださいね。

また雲の厚さ(大きさ)はトレンドの強さを示しています。

薄い雲だと上下どちらにも一定の範囲で動くレンジ相場、厚い雲は強いトレンドが発生しているとわかります。

そのため、雲の厚さも気にしつつ取引してみてください。

 

ボリンジャーバンド

平均足とボリンジャーバンドを組み合わせたエントリー方法です。

ボリンジャーバンドは90%や96%などの確率でボリンジャーバンド内を動く、ということを統計学を用いて算出し、その範囲を線で引いた指標となっていますよ。

このボリンジャーバンドの広がると価格は大きく動き出し、ボリンジャーバンドが狭まると価格変動は小さくなります。

またボリンジャーバンドが大きく拡散する中で、ボリンジャーバンドに沿ってローソク足が動く状態を「バンドウォーク」と呼び、大きなトレンドの発生を示しています。

つまり、ボリンジャーバンドが広がりを見せて平均足もその方向に動いている状況が確認できれば、強いトレンドが発生していると判断しその方向にエントリーできるのです。

このバンドウォークが発生して、上昇していたら「High」でエントリーし、下落していたら「Low」でエントリーしましょう。

 

平均足と合わせて使えるテクニカル指標

今回紹介した一目均衡表やボリンジャーバンド以外にも、以下のように様々な指標を用いることが可能です。

・ ローソク足

・ MACD

・ RSI

 

 

ローソク足

平均足の元になる指標で、現在の価格など細かな目線を見るのに適しています。

平均足で大まかな方向を確認し、ローソク足で「大きな陽線が出た」など上昇タイミングが判断できたらエントリーするという使い方も可能ですよ。

 

MACD

MACDは直近の株価を反映させ、相場の方向性とエントリータイミングを判断できる指標です。

MACDとシグナルの2本の線で構成され、MACDがシグナルを上回ったら買いシグナル、下回ったら売りシグナルとわかるのです。

平均足で大まかな相場の動きを確認しておき、上昇の場合はMACDで買いシグナルが出たら「High」エントリーなどのように方向を揃えてエントリーする方法もありますよ。

 

RSI

RSIは相場の過熱感を示す指標です。

数値が70以上になると買われすぎ、30以下になると売られすぎと判断できます。

RSIでは30以下になって再度30以上を上回ったら買いシグナル、70以上になって再度70以下を下回ったら売りシグナルといわれていますよ。

この買いシグナルが発生したら平均足も上昇傾向であれば「High」エントリーなどの使い方ができます。

 

まとめ

平均足は相場の方向性を判断しやすく、バイナリーオプションにとって致命的となるダマシを回避しやすい強みがあります。

ただ平均足だけではエントリータイミングはわからないので、一目均衡表やボリンジャーバンド、ローソク足などを組み合わせながら使うようにしましょう。

相場の方向性を判断できれば、バイナリーオプションでも「どちらのエントリーにするか」を判断しやすくなりますよ。

ぜひMT4などで表示させながら、デモトレードで取引してみてはいかがでしょうか。

カテゴリー : 未分類 投稿日 : 2023年4月11日

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