「自分で取引しても勝てないからツール使いたいけど安全？」
「ネット上で販売されているツールは詐欺？
「月に何十万円も稼げるって記載されてたバイナリーオプションのツール買ってみようかな」
「自分の代わりに自動売買で稼いでくれるなら高くてもいいからツールを買おうかな」
バイナリーオプションは、一定時間後に為替チャートが上がっているか下がっているかを予想する為替相場取引なのですが、予想が外れた場合取引でエントリーした金額は全額没収となります。
負けが続いてしまった場合、自分の予想が信じられなくなって、ネット上で販売されている有料ツールに手を出してしまう人も少なくありません。
ですが、“有料ツールには詐欺案件が非常に多い”のが現状です。
高いツール代を払って詐欺だったという実例もあります。
そこで今回は、金融庁に登録されていて安心して利用できる無料のツールをご紹介します。
「バイナリーオプションってネットワークビジネス？」
「バイナリーオプション詐欺被害って何？」
「怪しいって見かけたけどどうなの？」
Google検索やSNSでバイナリーオプションと入力すると、いまだにバイナリーオプション詐欺被害被害に遭ってしまっている投稿をみかけます。
(引用元：Twitter)
詐欺被害に遭わないコツは以前にも取り上げたのですが、改めて絶対にバイナリーオプション詐欺に引っかからない方法をお伝えします。
また、現在バイナリーオプション詐欺に引っかかっているかも、と不安に思っている人の為に解決方法も合わせて解説するのでご覧いただけたらと思います。
「バイナリーオプションの自動売買ソフトのおすすめは？」
「自分で取引しても勝てないから自動売買システムを使いたい」
「自動売買ソフトって初心者でも簡単に稼げるって本当？」
ネット上では、冒頭のような書き込みを見かける事があります。
ですが、自動売買ソフト及び自動売買システムで勝つ事は出来ません。
特にバイナリーオプション初心者が、自動売買ソフトを使えば簡単に勝てると思ってしまうのは大きな間違いです。
今回は自動売買ソフトでは稼げない理由を解説していきます。
今回は有料ツールの危険性、そして無料ツールと有料ツールの違いについて解説していきます。
バイナリーオプションは為替相場の未来を予想し、上昇か下降にエントリーをしていくシンプルなルールです。
シンプルなルールなので初心者が多く参加しているのですが、バイナリーオプション初心者が勝つ為の補助ツールが多く販売されています。
グーグルの検索にも「バイナリーオプション ツール」というワードが上位にあがっています。
それほどまでに関心を集めているバイナリーオプションのツールですが、残念ながら“勝てない粗悪品”や利用者が勝つことを目的としている訳ではない“販売できればそれでいい”という詐欺まがいの商品も存在しています。
そこで今回は、バイナリーオプションの有料ツールを利用する危険性と、無料ツールは何が違うのかという点についてを解説します。
Googleでバイナリーオプションと検索をすると、“ツール”という検索候補が上位に出てくると思います。
つまり、バイナリーオプションを利用している人、もしくはバイナリーオプションに興味がある人は、“バイナリーオプションで使えるツールに関心がある”という事になります。
実際オークションサイトやSNS上には多くのバイナリーオプションで利用可能な有料ツールの販売がされています。
今回は、そんなバイナリーオプションの有料ツールにスポットを当てました。
有料ツールとは、冒頭でも簡単に触れましたがバイナリーオプションで利用が可能な、“主に利用者補助を目的としたソフトウェア”になります。
ネット上では、90％や80％といった高い勝率で宣伝されている有料ツールが、多く出回っています。
ですが、バイナリーオプションの有料ツールの多くは“稼げない詐欺ツール”が多く存在しています。
勝てないツールに対して、高額を支払い大損している人が大勢いるので、実際にどんなツールが危険なのか、有料ツールの種類をご紹介します。
有料ツールといっても、種類の幅が広く、それぞれ利用用途が異なるツールが存在します。
代表的な有料ツールの種類をご紹介します。
サインツールは、チャート上に「↑」と「↓」の売買サインを表示するツールになります。
要は、上下のサインが表示されたタイミングで、購入をすると勝てるよ、といったサインを出すというツールの内容です。
サインツールは、トレーダーが予想方向に悩まなくてもサインツールが教えてくれる点が非常に便利です。
ただし、“サインツールが表示する売買サインが必ずしも当たるわけではない”という注意点もあります。
急な相場の変動に、プログラミングされたツールでは対応できません。
また、そもそもの設定が相場にそぐわない場合、利益には繋がりにくいでしょう。
シグナル配信ツールは、サインツールほぼ同類の売買シグナルを教えてくれる内容になっています。
サインツールと違い、“メール”や“音”で売買サインを知らせてくれる利用者を補助するソフトウェアです。
サインツールと同様、急激な相場の変動には対応できません。
そもそもツールの設定を開示していない場合、”シグナルの設定が合っているのか分かりません。”
自動売買ソフトは、名前の通り利用者の変わりに自動で取引を行ってくれるツールになります。
ずっと相場を見ていられない人や、取引に自信がない人からしたら、“神ツール”になるのではないでしょうか。
バイナリーオプションは、為替相場取引をした事が無い初心者多く参加しています。
為替相場取引の初心者は、エントリーポイントに自信が持てません。
ですが、自動売買ソフトを利用すれば、自分で考える必要がないのでストレスを感じる事がなく取引が可能です。
ただし、自動売買ソフトは“勝てない”といった利用者の声が多いです。
勝てない理由の最大の原因は“メンテナンス及びツールの調整をこまめに行わないといけないから”になります。
1日として同じ相場が無い以上、ずっと同じ設定で勝てるという事はないので注意が必要です。
有料ツールの種類にも簡単に記載しましたが、殆どのツールで勝つ事は出来ません。
また、有料ツールの利用に注意が必要な最大の理由は“利用規約で違反されているから”になります。
画像はハイローオーストラリア(High&Low.com/ハイローマーシャル)とFXbinaryの利用規約になります。
利用規約にはツールの利用を禁じる旨が記載されています。
利用規約に同意をしないと口座開設が出来ないにも関わらず違反をした場合、“アカウント停止”や“口座凍結”といった措置をとられてしまいます。
利用規約違反になるので、実際の取引に関わる有料ツールの利用は絶対にしないようにしましょう。
バイナリーオプション及び、為替相場取引で利用が可能なツールは有料ツールだけではありません。
無料のツールでも十分バイナリーオプションの取引に役立てることが可能です。
画像のような画面をご覧になった事があると思います。
上記は“MT4・MT5”といったテクニカル分析をする上で必須のツールになります。
MT4・MT5は“過去の値動きをチャートに表示させる”ソフトウェアになります。
現在の相場は、過去の相場に酷似するという理由のもと、過去の値動きをチャートに表示して取引を行うのがテクニカル分析になります。
テクニカル分析は世界中の多くのトレーダーが利用している実績ある手法です。
次ぎは、実際に無料ツールのMT4を利用してどのように取引をするのかご紹介します。
まずは無料ツールをパソコンにダウンロードして、インストールしましょう。
今回はXMTradingさんが無料提供しているMT4を利用していきます。
(画像引用元：https://www.xmtrading.com/jp/mt4)
ダウンロード後、インストールをしたらテクニカル分析で取引を行う準備が完了します。
早速MT4を起動しましょう。
今回ご紹介するのは、無料ツールを利用してテクニカル分析で取引を行うやり方になります。
利用していく取引手法は、移動平均線+RSI+MACDの3つを利用したやり方です。
基本的に移動平均線のゴールデンクロス・デッドクロス・パーフェクトオーダー狙いで、信憑性を見極めるためにRSIとMACDを利用していきます。
取引ルールは以下の通りになります。
それでは実際の取引画面をご覧ください。
1回目の取引
2回目の取引
3回目の取引
4回目の取引
5回目の取引
6回目の取引
7回目、8回目の取引
9回目の取引
10回目の取引
パーフェクトオーダー中だったので、戻し目のタイミングで下降にエントリーしているだけで利益に繋がる相場でした。
3敗してしまったのはパーフェクトオーダー中にRSIの売られすぎを気にして、MACDの騙しサインを見抜けなかったのが敗因になります。
とはいえ、勝率70％という悪くない結果になりました。
今回は有料ツールに頼らなくても、無料ツールで十分利益を出す事が出来るという内容になっております。
バイナリーオプション詐欺の多くは詐欺レクチャーと詐欺ツールの販売によるものが大半を占めております。
また、有料の詐欺ツールの中には30万円以上するものもあるので、購入しないように注意してください。
無料ツールでも、テクニカル分析を利用すれば利益を出す事は可能です。
テクニカル分析は世界中のトレーダーが利用している取引手法になります。
多くの人が利用しているという事は、それだけ信憑性があるという事です。
チャートに過去の値動きを可視化させているので、やり方さえわかってしまえば初心者でも簡単に取引のタイミングを見極められます。
大事なのはサインツール・シグナル配信ツール・自動売買ソフトを利用せずに、テクニカル分析のやり方を覚える事になります。
以上となります。
ここまでご覧頂き誠にありがとう御座いました。
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2015～2016年、SNSを通じて顧客をつかみ、バイナリーオプションのツールを有料で提供していた通称「オプザイル」と呼ばれる若者たちが話題になりました。
彼らはTwitterなどで豪遊ぶりを見せつけ、「これほど稼いでいるのはバイナリーオプションの必勝ツールがあるから」と称し、興味を持って申し込む人に対して有料ツールを販売していました。
ちなみに「オプザイル」とは、「バイナリーオプションにおけるエグザイル的存在」という意味です。 バイナリーオプションで稼いだと称するお金を使って「イケイケ」で「アゲアゲ」な生活を送る姿を積極的にアピールしているところから、やや揶揄の意味をこめて名づけられた名称といえます。
しかし、そんな彼らが販売していたツールは、実際にはすでに存在する無料ツールに少しばかり手を加えただけの代物だったようです。
もちろん、それを使ったからといって儲けることはできません。
その手口は、すでにあるものを無断で使用している点で悪質であり、一説には30万円とも50万円ともいわれる高額でツールを販売していた点もさらに悪質といえます。
また、「彼らは詐欺集団だ」という訴えが国民生活センターに多く寄せられたこと、NHKの情報番組で取り上げられたこともあって、ちょっとした社会問題に発展しました。
このように、有料ツールには詐欺のリスクが付いて回ります。
以下に紹介する体験談を明かしてくれたのは、オプザイルによる被害にあった方ではありませんが、「業者に劣悪なツールを有料でつかまされた」という点では同じ経験を持つ方といえます。
僕はバイナリーオプションをここ2～3年やっていますが、勝率は大体55～60％ってところで、まあちょこちょこ儲けがある感じです。
2～3年ずーっとそうです。
確か20,000円とかだったかな……高い金かけて、「勝率90％は確実！」っていう有料ツールも買って使ってたけど、その期間も特に変わりません。
もうこりごり。今は無料ツールを使って地道にこつこつやってますよ。
何で有料ツールを買っちゃったのかって？
どうしてだろうな……必死だったんじゃないかと思いますね。
買ったのは、ちょうどバイナリーオプションを始めたばかりの頃でした。 お金に困っていて、どうしても儲けたかったんです。
「バイナリーオプションはゲームみたいなもん」とネットで誰かが書いてましたが、冗談じゃない。こっちはお金をかけてやってるんだから、「ゲームオーバー！はい終わり」となったら困ります。 勝ち続けたい。勝ってお金を儲けたい。
そう思っていたら、ネットである有料ツールを見かけて。
矢印で「今いけ！」っていうタイミングを教えてくれるというやつで。
思いきって買ってみようと思って買ったんですよ。
でも、これがとんだ無駄な買い物でした。ツール通りにやっても、全然儲からないんですよ。
ネットでは調子いいことがいっぱい書いてありましたけど、まったくの嘘でしたね。
これからバイナリーオプションをやろうと思っている人には、お金を払ってまでツールを買う必要はないってことを強く言いたいですね。
むしろ買ったら負けです。何万もかけて買っても、元は取れないですから。
有料ツールに関しては、ネット上にさまざまな情報が見られます。
販売元のオフィシャルサイト、口コミサイト、掲示板、個人ブログ、等々……。
しかし、中には業者の自作自演らしい口コミや無理やり販売に結びつけるためのアフィリエイトサイトなどもあり、情報は虚実が入り乱れている状態です。
実際に購入してみなければわからないわけで、それこそギャンブルのようなものといえます。
オプザイルが販売している悪質なツールや、まったく役に立たない劣悪なツールをつかまされる可能性もあります。
そのようなリスクがあることを考えると、わざわざ有料ツールを購入する必要はないといえます。
有料ツールを購入して一喜一憂するより、無料ツールを使ってしっかり自分自身で為替レートを見る目を養ったほうが、結果的には良い結果をつかむことができるのではないか、と思われます。
いかがでしょうか。
バイナリーオプションの有料ツールは、一見すると自動的にエントリーのタイミングを教えてくれる便利なものであり、確かに参考にならないわけではないでしょう。
数あるツールの中には、実際に高い勝率で儲けをもたらしてくれるものもあるのかもしれません。しかし同時に、まったくでたらめなツールも少なくないようです。
「着実にしっかりと勝っていくバイナリーオプションを目指している」という方は、自分自身で考える分析力を磨くことを重視したほうが良いといえるでしょう。
そのために、当サイトではむしろ“分析ツール”として使うことができる無料ツールをおすすめしたいと思います。
バイナリーオプションにチャレンジするにあたって、高い勝率で着実に利益を上げていこうと思ったとき、個人の直感や運では限界があります。
サポートをしてくれる専用のツールを使用する必要がある、とされています。 当サイトも、それに否をとなえるものではありません。
有効なツールを活用して、ぜひ利益を得ていただきたいと思います……が、ツールを選ぶ際には注意する必要があります。
ツールには「無料ツール」「有料ツール」の2種類がありますが、特に有料ツールは要注意です。
価格は2～3万円程度が相場ですが、中には10万円を超える価格のものもあり、決して安い買い物ではありません。
また、その多くは「勝率90％！」などというキャッチコピーで人目を惹き、オフィシャルサイト上に「経験者の声」などを載せて購買意欲をかき立てますが、実際に「経験者」たちのように「90％以上」の勝率で稼げるかというと、必ずしもそうではないようです。
それどころか、国民生活センターには「詐欺にあった」と訴える利用者の声も届いています。
実際のところ、バイナリーオプションの有料ツールとはどのようなものなのでしょうか。
バイナリーオプションとは、お金をかけて行う投資取引の一種です。
時間の推移とともに変化していく(上がったり下がったりする)為替レートの動きを見て、ある時点で「この先上がるか、下がるか」を予測して投資取引を行います。
予測通りに動けば利益が入り、そうでなければ損失が発生します。
そんなバイナリーオプションを、利用者がよりスムーズに行えるようサポートするのが専用ツール。 「無料ツール」「有料ツール」の2種類がありますが、無料ツールは利用者自身が為替レートの動きを分析するのを助けます。
一方、有料ツールは自動的に為替レートの動きを予測します。
そのうえで、エントリーする(投資取引を行う)タイミングを教えてくれます。
利用者自身が面倒な分析などを行う必要はなく、「ここでエントリーすれば高い利益を得られる」というポイントを知ることができるわけです。
多くの場合、バイナリーオプションで一定以上の稼ぎを得ているトレーダーを自称する人物が開発に関わり、そのノウハウを反映した商品として世に送り出されている、というのが基本です。
では、具体的にはどのような有料ツールが実際に販売されているのか、以下に見てみましょう。
価格は19,800円。代表的な有料ツールのひとつといえます。
エントリーのタイミングになると、為替レートの動きを折れ線グラフで示すチャート上に矢印のシグナルが表示され、さらには音が鳴ってチャンス到来を知らせる、というシステム。
【特徴】
利用者にとっては、目を離したすきにタイミングが訪れても音で気づく、という点が便利といえます。
実際、販売の窓口になっているオフィシャルサイトでは、 「音♪と矢印↑で、初心者にも分かりやすい」 という点がメリットのひとつとして挙げられています。
そのほか、
「勝率70～90％」
「見やすい解説画像を用意」
という点を特徴として挙げています。
また、サイト上では実際に『Axis』を使用した結果が公表されています。 取引履歴を画像で見ることができ、100万円以上のプラスだったという結果を確認することができます。
【販売元】
オフィシャルサイト上にある「特定商取引法に基づく表記」をチェックしてみると、販売元は「Root Cause Marketing OFFICE」という業者であることがわかります。
“著者”という肩書で掲載されているのは戸村大輝という人物で、上に書いた“トレーダーを自称する人物”にあたります。
『Axis』は、戸村氏が身につけたノウハウを反映した機能を持っているというのが売り文句です。
ちなみに、戸村大輝氏は『Axis』とは別に『覇王』なるサインツールもリリースしています。
販売元は同じく「Root Cause Marketing OFFICE」ですが、料金は24,800円と少々お高めです。
価格は30,000円。SBAは「Shooting Binary Academy」の略。
相場転換点(為替レートが大きく動く瞬間)をいち早く予測し、サイン表示で利用者にエントリーのタイミングを知らせてくれるというのが基本的な機能です。
【特徴】
このツールならではの特徴としては、「エントリーの準備をゆっくり行える」ということが挙げられます。
サイン(矢印)表示でエントリーのタイミングを示す前に、まずは「玉」が表示されます。
その玉が出たら、「そろそろエントリー」の合図。
タイミングに合うよう、あらかじめ準備することができます。
数あるツールの中には、「急に矢印だけパッと出てくるので見逃すことがある」というものもありますが、こちらはその点、しっかり着実にエントリーすることが可能です。
オフィシャルサイト上には、
「狙い撃ちのタイミングがわかりやすい」
「勝率85％を維持できている」
「90％に達した！」
などといった利用者の声が紹介されています。
【販売元】
高橋一二三なる人物が代表を務める「情報問屋」という業者が販売元です。
業者の情報はオフィシャルサイト上の「特定商取引法に基づく表記」のページに記載されていますが、電話番号が080で始まるケータイ番号(2019年現在)というのが気になるところです。
固定電話を引いていない業者は、その分だけ身軽で逃げ足が速い悪徳業者である可能性があります。
また、情報問屋は『一撃3連単』という競馬予想サイトも運営しているようですが、そちらについては「嘘ばかり」「悪徳サイトだった」といったネガティブな口コミが散見されます。
少なくとも、競馬予想という分野では信頼に足るとはいえないようです。
バイナリーオプションではどうなのか、気になるところ。
30,000円と高額であることも考え合わせると、購入は慎重になるべきといえそうです。
価格は19,800円。 クレジットカード払いの場合、月々3,300円で分割払いもできるところがなかなか親切です。
基本的な機能は、先に挙げた2つのツールと大きく変わるものではありません。
チャート上にシグナルが現れ、サウンドが聞こえてきたらエントリーのタイミング。
また、オフィシャルサイト上には「プロ監修」「科学的根拠に基づいたロジック」など、期待感を高める売り文句が並びます。
ただし、その“プロ”の名前は掲載されていません。
【特徴】
『Treasure AI Hunter for Binary Option』という名称は、直訳的には「バイナリーオプションにおいて宝探しをするAI」といった意味ですが、文字通りこのツールの最大の特徴はAI(人工知能)を使っているというところにあります。
オフィシャルサイト上にはイメージキャラクターの近未来的なロボットが登場し、ツールのすごさを力説しています。「最新のAIテクノロジーを駆使している」とのうたい文句に目を惹かれる方も多いでしょう。
ただし、それらしいことが書かれているだけで、やや漠然としている感があることは否めません。
ほかの特徴としては、バイナリーオプションを行うパソコンの“時間修正”を行う機能が設けられていることも挙げられます。
エントリーのタイミングに1秒のズレも起こさないよう、正確な時間に合わせてくれるとのこと。
より精密な投資取引を行うことができそうです。
【販売元】
販売元は、神奈川県にあるという「合同会社WINT」です。
しかし、オフィシャルサイト上の「特定商取引法に基づく表記」に掲載された住所・電話番号・運営統括責任者を検索してみると、同住所・同電話番号・同責任者の便利屋がヒットします。
ハウスクリーニングや水回りのメンテナンス、大きな家具の組み立てといった、ひとりで行うには大変な家事などを代行してくれる業者のようです。
「便利屋を営むかたわらバイナリーオプションのツールを取り扱っているのか」とも考えられますが、便利屋のオフィシャルサイトと『Treasure AI Hunter for Binary Option』のサイトを比較する限り、そうとも思われません。どのような事情があるのか気になるところです。
このようにさまざまな有料ツールが存在するわけですが、 有料ツールで詐欺被害は起きている…という実態もあるようです。
次回は被害に遭わないためにも「有料ツールの詐欺被害」について お話ししたいと思います。
前記事で、バイナリーオプションにおいて、運やツキに任せず着実に勝率を上げていくために有効なのは、適切な「分析」を行うこと ── 具体的には、専用ツールを用いて「テクニカル分析」を行うのが効果的、というお話をしました。
そのバイナリーオプションの勝率を上げるために欠かせない専用ツールは、大きく2種類に分かれます。 「無料ツール」と「有料ツール」です。
条件反射的に、「有料ツールのほうが高品質に違いない」と思った方が多いのではないかと思います。 たとえばスマホゲームも、無料でダウンロードできるものより有料ゲームのほうが充実した機能を用意していることがあります。 あるいは、無料ゲームでも課金することでよりサクサクと楽しめるようになったりします。 バイナリーオプションのツールもこれと同じ……つまり、「ある程度はお金をかけたほうが高品質」と思ってしまいがちです。
実際のところ、どうなのでしょうか。 ここでは無料ツール、有料ツールについてそれぞれまとめてみました。
代表的なのは、『メタトレーダー(MT4)』というツール。 メタクオーツ(Meta Quotes)というロシアの会社が開発したもので、世界中で広く利用されています。
テクニカル分析を行うための機能が充実していること、さらには利用者自身が開発した機能を使えること、“自分用”に自由自在にカテゴライズできることも人気の理由です。
ただし、海外サイトからダウンロードしなければならない点、利用に際してはFX口座を開かなければならない点などには留意すべきといえるでしょう。
また、投資関係の情報を提供するサイト「Yahoo！ファイナンス」が提供している『テクニカル分析用多機能チャート』も、代表的な無料ツールのひとつです。
これは文字通り、テクニカル分析専用のツール。 「ローソク足」「移動平均線」や、そのほかの指標を利用して細かい分析ができるというのがポイントです。
また、サイト内の機能であり、わざわざダウンロードする手間がかからないというのも見逃せないところ。
ユーザー登録の必要もなく、サイトにアクセスしてすぐに使用を開始することができます。
以上を見てもわかるように、バイナリーオプションの無料ツールは、「分析ツール」とイコールであるといえます。
テクニカル分析に必要な指標をディスプレイ上に映し出し、そのデータをもとにレートの予測を行います。 一方、有料ツールは「分析ツール」ではありません。
有料ツールは、別名「サインツール」「シグナルツール」と呼ばれるもの。
簡単にいえば、最適なエントリーのタイミングを教えてくれるものです。
表示されているチャートに矢印が出て、「今がタイミングです！」と教えてくれる、というのが基本的な機能です。 それに従って行動すると、勝つことができるとしています。
事前にいろいろ難しく考えたり、チャートとにらめっこをして分析を行ったりしなくても手軽にバイナリーオプションにチャレンジし、勝ちをおさめることができるいうわけです。
こうして見てもわかるように、基本的にはテクニカル分析を行うための機能は備わっていません。 「分析結果をもとに自分でしっかり考え、決断して進めていきたい」という方には不向きといえるでしょう。
そんな有料ツールで代表的なのは、『SBAサインツール』『Axis』といったものです。 『Axis』のほうは、矢印(サイン・シグナル)に加えて音(サウンド)でも教えてくれるので、チャートから目を離した間にエントリーのタイミングがやってきた場合でも素早く対応できます。
相場は2～3万円程度ですが、物によっては10万円以上することもあります。
多くの場合、これまでに驚異的な実績を上げてきたと称するトレーダーが監修を手がけ、オフィシャルサイトにはツールを使用した人たちが寄せる熱い口コミが並びます。
リアルな成功体験談を読んで胸を躍らせ、「自分もゆくゆくは成功者の仲間入りだ！」というわけで購入ボタンをクリックしたくなってしまう方も多いでしょう。
しかし、「有料ツールを使う＝誰もが無条件に成功者になれる」わけではないので注意が必要です。
そもそも、あくまでも勝率は100％ではなく、自称するのを見るだけでも80～90％。
また、有料ツールを販売するオフィシャルサイトの下部には必ず「大きな損失をこうむることもあるのでご了承ください」などという文言が記載されています。
有料ツールの購入を考えている方は、その点に留意する必要があるといえます。
無料ツールと有料ツールのどちらが優れているのか、一概にいうことはできません。
お金がかかる分、「有料ツールのほうが断然いいに違いない」と思われる方も多いかと思います。
確かに、すでに書いたように有料ツールは自動でエントリーすべきポイントを教えてくれるところが便利です。 「事前に分析したりするのは面倒くさい」という方にとっては、優れたツールになりえる可能性はあります。
また、「勝率90％！」といった魅力的なキャッチコピーに惹かれる方もいらっしゃるでしょう。
しかし、「お金を払うのだから信頼に足る商品を提供してくれるはずだ」と盲信するのは考えものです。 たとえば、「勝率90％」といいつつも、実際のところは50％を切ってしまうような、いい加減な有料ツールも見られます。
逆に、無料ツールだからといって侮ることはできません。 バイナリーオプションの無料ツールは、基本的には「分析ツール」です。
バイナリーオプションを有利に進めるために不可欠なテクニカル分析を、スムーズに行うことができます。
『メタトレーダー(MT4)』のように、世界中のトレーダーが使用している決定版というべきツールもあります。
まとめると、
・無料ツール＝コツコツ勝率を上げていくための分析ツール
・有料ツール＝面倒な分析なしに勝ちたい人のためのツール
ということになります。
一見すると有料ツールを使ったほうが手軽に儲けを出せそうな感じがありますが、中にはいい加減な商品もあるので注意が必要です。
いかがでしょうか。
ここでは、バイナリーオプションで使用するツールについてまとめてみました。
ポイントは以下の通りです。
・バイナリーオプションの勝率を上げるには「分析」が欠かせない
・分析するためには専用ツールが必要不可欠
・細かい分析なしでエントリーのタイミングを知ることができる「有料ツール」もある
・ただし、有料ツールには劣悪な商品も多いので要注意
というわけで、ここでおすすめしたいのは、どちらかといえば無料ツールを使用してテクニカル分析を行い、分析結果をもとにバイナリーオプションにチャレンジするという方法です。
テクニカル分析は、ツールに慣れてくれば決して難しいものではありません。ぜひ、良き“相棒”と出会い、役立てていただければと思います。
バイナリーオプションとは、時々刻々と変動を続ける為替レートが、あるタイミングで「ハイ(上がる)」になるか、「ロー(下がる)」になるかを予測する投資取引です。
たとえば、ハイになると予想して投資し、的中すればペイアウト(利益の払い戻し)があります。 的中しなければ損失です。
これだけを見ると、ちょっとしたギャンブルのような感じがあるかもしれません。
確かに、「二者択一で損益が決まる」ところは、まるで「赤」か「黒」かに賭ける「ルーレット」のようです。
為替レートの動きを示すチャートを前にして手に汗を握り、たったひとりで運とツキが勝敗を左右するカジノにいるような気分を味わっている方もいらっしゃるでしょう。
しかし実際には、バイナリーオプションは決してギャンブルではありません。
ルーレットの場合、ディーラーの投げ込んだボールが赤と黒いずれのポケットに落ちるか、まさしく神のみぞ知ること。その瞬間になってみなければわからない、予想できない事柄です。
バイナリーオプションの場合も、その瞬間になってみなければ結果はわかりません。
しかし、少なくとも予想することは不可能ではありません。
為替レートの動きを分析した結果をもとに「ハイ」か「ロー」か予測し、勝率を上げることができます。
ここで役立つのが、バイナリーオプションの専用ツール。
必要なデータを収集し、分析をサポートします。
バイナリーオプションにチャレンジするとき、頼りになる“相棒”的存在であるといえます。
そう、バイナリーオプションは、たったひとりで運を頼りに賭けるギャンブルとは異なります。
相棒となるツールをかたわらに、着実に勝ちをモノにしていくことが可能です。
バイナリーオプションにおいて、運やツキに任せず着実に勝率を上げていくために有効なのは、適切な「分析」を行うこと。
為替レートの動きをとらえることで、投資取引をより有利に進めることができます。 具体的には、専用ツールを用いて「テクニカル分析」を行うのが効果的です。
テクニカル分析とは、簡単にいえば「過去のデータをさまざまな角度から分析する」というものです。 為替レートの動きは、その時々の経済状況によって変化します。
たとえば円と米ドルの関係を見ても、その動きは日によって上がったり下がったりと不安定です。 そんな中、あるタイミングの為替レートが上がるか下がるか正確に判断するのは、一見すると難しいような感じがあります。回転するルーレットに放り込まれたボールが、最終的に赤と黒いずれのポケットに入るかわからないのと同じように。
しかし、テクニカル分析を行うことで、正確につかむことはできないにしても、ある程度のパターンを見出して予測に役立てることは可能です。
つまり、過去の動きの中に現状に似たものを見出し、そのときの動きを参考に、将来の動きを予測するわけです。
具体的には、「ローソク足」「移動平均線」などをチェックして動向を分析・予測します。
いずれも一定期間内の為替レートの動きをチャート上に表したもので、折れ線グラフ状なので上がり下がりをひと目でチェックすることができます。
視覚的に動きを見ることができるので、現在の予測にスムーズに役立てることができます。
一定期間内の始値と終値、高値と安値をローソクのカタチで表したもの。チャート上に並ぶローソクを見ることで、為替レートが上昇傾向にあるか、下降傾向にあるかをチェックすることができます。
日本で発明されたものですが、現在では世界中でわかりやすい指標として使用されています。 海外では「Candlestick」と呼ばれています。
一定期間内の終値の平均値を線で結び、折れ線グラフ状にしたもの。大まかな上がり下がりをひと目で見ることができ、より広い視野で為替レートの動きを把握することができます。
そのほかにも、為替レートが上がり始める、あるいは下がり始める時期をピンポイントでとらえることができる「RCI」をはじめ、さまざまな指標があります。 これらの指標をもとに、現在の動きに似たものを過去のデータから探し、現在に当てはめるのがテクニカル分析の基本的な方法です。
精度の高いテクニカル分析を行うには、専用ツールが必要不可欠です。
たとえば、大企業の業績や国の景気状況を詳しくチェックしたり、国が打ち出す金融・財政政策などに目を光らせたりすることで為替レートの動きを分析し、その結果をもとに「ハイ or ロー」を選択する……ということもできますが、そのためにはかなり経済に精通していなければいけません。 「経済のことはよくわからないけど、ちょっとした副業の感覚でバイナリーオプションをしてみたい」 という方には、難しいことであるといえるでしょう。
一方、「ローソク足」や「移動平均線」など、視覚的に見てすぐに状況を把握できる指標を使ったテクニカル分析なら、経済的な知識がそれほどない方でも容易に為替レートの動きをつかむことができます。
さまざまな指標をチャート上に表示する専用ツールは、そういう意味で欠かせない存在だといえるわけです。
ただし、専用ツールを駆使してテクニカル分析をしっかり行ったとして、たとえば勝率を100％にすることができるわけではありません。
テクニカル分析は、すでに書いたように「過去のデータを現在に当てはめて将来を予測する」という方法であるわけですが、あくまでも過去のパターンに過ぎないわけで、予測通りに進む可能性はありますが、予測通りに進まない可能性も決して低くはありません。
つまり、テクニカル分析の結果を盲信して鵜呑みにすると、足もとをすくわれる可能性があるわけです。
次回はこの「バイナリーオプションの勝率を上げるために欠かせない専用ツール」の無料ツール、有料ツールについて掘り下げていきたいと思います。