「バイナリーオプションってネットワークビジネス?」
「バイナリーオプション詐欺被害って何?」
「怪しいって見かけたけどどうなの?」
Google検索やSNSでバイナリーオプションと入力すると、いまだにバイナリーオプション詐欺被害被害に遭ってしまっている投稿をみかけます。
(引用元:Twitter)
詐欺被害に遭わないコツは以前にも取り上げたのですが、改めて絶対にバイナリーオプション詐欺に引っかからない方法をお伝えします。
また、現在バイナリーオプション詐欺に引っかかっているかも、と不安に思っている人の為に解決方法も合わせて解説するのでご覧いただけたらと思います。
バイナリーオプション詐欺とは
バイナリーオプション詐欺の手口で多いのが「必ず勝てる」「月収〇〇万円」といったTwitterやInstagramでの勧誘です。
(引用元:Instagram)
「バイナリーオプションで絶対勝てるからレクチャーしてあげるよ」
「この自動売買ツールを使えば必ず勝てるよ」
上記のような内容のDMやLINEが送られてきて、実際に購入してみても勝てなかったというパターンが多いです。
中には加工した写真を送付して、本当に勝っているかのように見せかけて騙す悪質な勧誘もあるので本当に注意が必要です。
そんな悪質なバイナリーオプション詐欺が多発したため、日本の金融庁からは注意喚起やバイナリーオプション自体に規制をかけました。
(引用元:金融庁)
レクチャー勧誘だったりツールや情報商材の販売には注意が必要なのですが、具体的にどんな場面に気をつけたらいいのかを詳しく説明します。
バイナリーオプション詐欺のケース
どんな場面がバイナリーオプション詐欺を疑った方がいいのかというと、以下の場面になります。
・SNSでコンタクトをとってくる
・いかにもお金を持っていますという投稿をしている
・タイムライン上でお金を配っている
・「必ず」「絶対」「確実」といった表現で宣伝している
どの場面もネット上でよく見かけるので心当たりがある人が多いかと思いますが、具体的な例を出して解説していきます。
SNSでコンタクトをとってくる
初心者がバイナリーオプション詐欺に引っかかってしまうパターンの代表的なのがSNSからの勧誘になります。
(引用元:ヤフー知恵袋)
(引用元:instagram)
Instagramでフォローが来てたからフォロバしたら、投資についてのDMだったり稼げるからというような内容のDMが送られてくる事があります。
その多くがバイナリーオプションへの怪しい投資案件になるので注意して下さい。
LINEを追加したら、個人情報を聞いてきたり高額ツールを販売してくるので手を出さないようにしましょう。
いかにもお金を持っていますという投稿をしている
SNSなどの投稿が、「お金持っています」「稼いでいます」というような内容だったら注意が必要です。
こちらはバイナリー女子のブログの一部となるのですが、2億円の口座残高があるという内容になります。
ですが、こちらは画像を加工しなくても「検証」で書き換える事が可能です。
つまり嘘の報告である可能性も十分にあります。
本当に稼いでいるのなら嘘の口座残高を載せる必要はありません。
何も知らない初心者を騙す前提で投稿しているので、関わらないように注意しましょう。
タイムライン上でお金を配っている
バイナリーオプション詐欺の入り口には、“現金プレゼント企画”もあります。
お金持ちそうなアカウントで、ハッシュタグ現金プレゼント企画と付けて、お金をプレゼントするという投稿をしています。
ですが、絶対に当選する事はありません。
写真をご覧頂くと、別のアカウントにも関わらず同じお金の写真を使っているのが分かるかと思います。
つまり、写真は使い回しているだけで現金をプレゼントするというのは嘘になります。
現金プレゼント企画の目的は、“当選はしなかったけど、お金を稼ぐ方法をレクチャーしてあげる”という内容でバイナリーオプションの勧誘をする事です。
バイナリーオプション自体に違法性はないのですが、悪質なツール販売をしたりするので注意が必要です。
「必ず」「絶対」「確実」といった表現で宣伝している
ツール販売にしてもレクチャーにしても、「必ず」や「絶対」といった言葉を使って宣伝しているツールや人に注意しましょう。
(引用元:金融庁)
為替相場のような不確定なものに対して、確実と誤解させるような説明をして勧誘したり情報商材を購入させるのはダメと法令で定められています。
現在進行形で、レクチャーを受けようと思っていたりツール購入を考えている場合、必ずや絶対という言葉で誘導されていないか確認しましょう。
バイナリーオプションを見分ける方法
バイナリーオプションは、自分で分析・予想をして取引を行う裁量トレードが一番なのですが、負けたくない気持ちが先行して甘い言葉のバイナリーオプション詐欺に騙されてしまう人もいらっしゃると思います。
そこで、どんな点に注意をしたらいいのかを解説していきます。
金融庁登録の有無
バイナリーオプション自体に違法性はなく、国内業者の場合必ず金融庁に登録されています。
(引用元:金融庁)
ツール販売に関しても、金融庁の登録が適用されるので、金融庁に登録されていない業者や個人販売のツールはバイナリーオプション詐欺の可能性が非常に高いです。
必ず販売元がしっかり記載されていて、金融庁に登録されている安全なツールなのかを確認しましょう。
紹介制度の有無
ツールを購入した後に、知人や家族に勧めたり紹介をした場合報酬がもらえるという制度があった場合、詐欺行為に加担する事になります。
大手証券会社に勤めていて、資格を持っているというのであれば話は変わるのですが、ただの素人が開発したツールを販売するのは悪質な商法です。
詐欺に加担してしまう可能性もあるので、紹介制度には手を出さないようにしましょう。
「必ず」「絶対」「確実」といった文言の有無
為替相場などの不確定なモノに対して、「必ず」や「絶対」といった確定かのように伝えて販売する事は法令で禁止されています。
為替相場は多くの情報が絡み合って変動していきます。
例えば、アメリカの大統領選挙や経済指標などのニュースでもトレンドを無視してチャートが変動するものです。
そんな為替相場に対して、「絶対勝てるから」などといった確定的な宣伝や勧誘をするのは法令で禁止されています。
金融庁も注意喚起をしているので、宣伝文句や勧誘で「必ず」「絶対」という言葉がある場合は手を出さないようにしましょう。
バイナリーオプション詐欺被害に遭った場合の対処法
知らないうちにバイナリーオプション詐欺に引っかかっている可能性があるのですが、その際の対処方は以下の通りです。
弁護士に相談
詐欺案件に該当する場合は、その道のプロである弁護士に相談してみましょう。
ツールや情報商材の返金対応は早ければ早い程いいです。
購入したけどもしかしてバイナリーオプション詐欺かな? と思った場合、無料相談可能な法テラスもあるので利用してみるのも一つの手です。
金融庁に相談
金融庁は、金融商品取引の指導や監査を行っている機関になります。
販売元および詐欺かも知れない相手が国内だった場合、指導や処分を行ってくれます。
ウェブサイトなら、24時間対応もしているので相談しやすい環境です。
消費者センターに相談
消費者センターや国民生活センターに相談してみましょう。
もしくは、相談前に過去に似た事例が無いかをみて、どのように対応したのかを参考にしてみるのもいいかと思います。
(引用元:https://www.kokusen.go.jp/adr/hunsou/data/adr-20141218_006.html)
上記画像は、過去に100万円の金融商品の自動売買ソフトを購入した方の事例になります。
同じような事例で解決しているものはないか、解決しているならどのような方法で解決したのかを参考にしてみましょう。
まとめ
バイナリーオプションとネット検索すると「怪しい」や「詐欺」というネガティブな検索結果がヒットします。
バイナリーオプション自体に詐欺性は一切ないのですが、バイナリーオプションを介したツール販売詐欺や情報商材の販売が行われています。
なかには数十万円もする高額な詐欺ツールが販売されていたりするので、引っかからないように注意が必要です。
何よりも確実にバイナリーオプション詐欺に引っかからない方法としては、金融庁のガイダンスにそった運営をしている業者選びになります。
これからバイナリーオプションを始めようと思っている初心者は、一度金融庁のHPをご覧になってからスタートしてみるのがいいのではないでしょうか。
海外バイナリーオプション業者は金融庁に登録されている訳ではないのですが、ライセンスを取得して安心して利用できる業者もあるので、本記事の注意を参考にしていただければと思います。
おすすめの海外バイナリーオプション業者
・ハイローオーストラリア
業界最大手の海外バイナリーオプション業者。
海外業者ですが、資金の分離管理がされていて、出金確認も取れています。
デモ口座が用意されているので、一度練習をしてから本番環境で取引する事が可能。
・the potion(ザ オプション)
the potion(ザ オプション)はライセンスを所持している安心して利用出来る海外バイナリーオプション業者です。
資金の分離管理もされている為、万が一運営会社に何かあっても、利用者の資金は守られます。
加えて、少ないながらもインジケーターをプラットフォーム上で表示可能なので、簡単なテクニカル分析もできます。
デモ口座が用意されているので、利用して自分の取引に合えばそのまま本番環境で取引可能です。