バイナリーオプションの攻略方法で代表的なのが、テクニカル分析になります。
ネットでバイナリーオプションの必勝法や攻略方法で検索するとまず出てきます。
当サイトでも、バイナリーオプション初心者が簡単に利益を出せる手法としてテクニカル分析のやり方を掲載しております。
ですが、バイナリーオプションの取引手法はテクニカル分析だけではありません。
また、テクニカル分析はMT4やMT5をインストールして、数ある取引手法の中から選択して、用語を覚える必要があります。
バイナリーオプション初心者の中で、テクニカル分析は難しいと思ってしまう人がいてもおかしくないでしょう。
ただ、テクニカル分析を利用しなくても、簡単に覚える事が出来る取引方法が存在するのでご紹介します。
テクニカル分析とは
テクニカル分析は、“現在の相場は過去の相場に似た動きをする”という理由のもと、MT4・MT5にインジケーターを表示させて取引を行う事を指します。
テクニカル分析は世界中のトレーダーの多くが利用している、信頼性の高い取引手法になります。
テクニカル分析には、表示させるインジケーターによって取引手法が変り、取引手法も1つだけではありません。
主に、FXで短期間の取引をするのに利用されています。
勿論バイナリーオプションで利用する事も可能です。
ファンダメンタルズ分析
ファンダメンタルズ分析は、国や企業の経済状況や、国の物価上昇率・財政収支・経済成長率・雇用者数をもとに、為替相場の値動きを予想する事になります。
簡単に説明すると、この国の経済状況が良いから今後為替相場は上昇していくだろう、といった形で予想して取引をしていく手法になります。
主に、FXでは中長期間の取引をするのに利用されています。
テクニカル分析のように、現在の値動きだけではなく未来を見据えた本質的な価値を見い出す事が必要となってきます。
今回初心者でも簡単に出来る攻略方法として、ファンダメンタルズ分析をご紹介いたします。
経済指標とは
経済指標とは、毎日各国が発表する経済状況を指します。
イギリス:GDP
日本:鉱工業生産
ユーロ:消費者物価指数
例のように、毎日各国が自国の経済状況を分かる指数を発表しております。
経済指標発表時は為替相場に大きな影響を与えて、経済指標発表のタイミングで取引する事を“指標スキャルピング(指標スキャル)”といいます。
FXではギャンブル性が高いといわれ経済指標のタイミングではポジションを持たないトレーダーもいます。
今回はファンダメンタルズ分析の1つ、経済指標を利用した経済指標スキャルピングの攻略方法をご紹介します。
まずは、その前にメリットとデメリットを説明します。
指標スキャルピングのメリット
指標スキャルピングのメリットになります。
メリットをしる事で、メリットを生かした取引が可能となります。
また、メリットを理解する事で自分に合った取引手法なのかどうかも分かります。
瞬間的なトレード
指標スキャルピングは発表時の瞬間的な値動きを狙って取引していきます。
バイナリーオプションは短期トレードで、1pipsでも予想通りだった場合、エントリーした金額が約2倍になるので、指標スキャルピングに適しています。
初心者でも簡単に理解できる
指標スキャルピングは、経済指標の結果を予想して取引を行っていきます。
その経済指標自体は誰でも簡単に確認が出来ます。
(画像元:https://info.finance.yahoo.co.jp/fx/marketcalendar/)
ヤフーファイナンスなど、多くの外為サイトで、発表される指標を簡単に調べる事ができます。
また、経済指標には“市場予想”というのが掲載されています。
前回の発表結果よりも今回の発表結果がいいのか悪いのかを知るために、市場予想を見てみるのもいいでしょう。
例えば、前回の発表が+1.0だとします。それに対して市場予想は+2.0だった。
この場合もしかすると、今回の発表はいい数値になるのではないかというのが予想できます。
このように、市場予想が掲載されているので初心者でも簡単に理解する事が可能です。
数値としてはっきり結果が分かる
テクニカル分析の場合、分析結果が正解なのか、本当に手法が合っているのかという整合性を取るのは困難です。
ですが、指標スキャルピングの場合、各国の発表結果がそのままチャートに反映されるので、非常に分かりやすいです。
原因が分かりやすいと、次回同じ過ちを繰り返さないで済むので、初心者でも簡単に復習して次ぎの取引に取り組めます。
指標スキャルピングのデメリット
メリット同様、デメリットも把握しておく事で、自分に合っている取引手法なのかどうかの判断が出来ます。
必ずデメリットも頭に入れておきましょう。
ハイリスクハイリターン
FXの場合、指標スキャルピングは値動きが激しく大きな損害に繋がる可能性があり避けられています。
また、逆も然りで、予想が的中した場合、大きな利益を獲得することが可能です。
ただし、バイナリーオプションの場合利益と損失が予め決められている事からハイリスクハイリターンは当てはまりません。
警戒することはないでしょう。
必ずしも市場予想通りとは限らない
市場予想はあくまで予想の範疇を出ません。
ですので、市場予想が出ているからと妄信して、市場予想通りに取引を行っていい結果になるとは限らないので注意しましょう。
指標スキャルピングのやり方
指標スキャルピングのやり方は2種類あります。
まずは、発表の時間をまたぐ手法です。
予め結果を予想して、発表の時間前にエントリーをして、発表後に取引結果が出るような形。
次ぎに、経済指標の発表後、発表結果方向に取引する手法です。
発表結果後、結果がポジティブだった場合上昇で取引、ネガティブだった場合下降で取引という形。
指標スキャルピングでは主に上記2つのやり方が利用されているのですが、今回は発表の時間をまたぐ方で取引を行います。
取引条件
まずは、今回取引するルールをご確認下さい。
取引業者:FXbinary
取引金額:1,000円
取引回数:10回
ペイアウト率:1.8倍
1回あたりの利益:800円
経済指標スキャルピングを利用して、10回取引を行っていきます。
取引する経済指標
今回取引を行う経済指標は1月8日22:15分に発表される“アメリカADP雇用統計”になります。
ADP雇用統計は、NFP雇用統計の先行発表で為替チャートに大きな影響を与える指標です。
1月8日ADP雇用統計の発表予定は以下の通りです。
通貨:USD/JPY(ドル円相場)ADP雇用統計〔前月比〕
前回発表:+6.7万人
市場予想:+16.0万人
指標スキャルピングは、前回発表より今回発表する数値が高ければチャートは上昇する、逆に今回発表が前回発表を下回った場合、チャートは下降します。
また、市場予想を上回る場合、下回る場合でも、チャートは変動します。
上記を踏まえて予想し、実際に取引を行いました。
実際の取引結果
実際に取引を行った結果の前に、まず私の予想になります。
まず、前回発表結果が+6.7万人とかなり低い数値になっています。
+6.7万人という発表結果に信憑性低いので、恐らく上方修正が入るのではないかと予想します。
(経済指標は発表時、前回発表に誤りがあった場合修正の数値も発表します。)
また、市場予想も+16.0万人とポジティブだったので、素直に上昇予想で取引を行いました。
(画像では何故か1箇所負けとなっておりますが、FXbinaryで連続で取引を行うと何故か一番最初のエントリーが勝っても×印となってしまう不具合があります)
結果は、10戦10勝0敗で勝率100%になります。
利益はプラス8,000円と快勝することが出来ました。
経済指標は時間通りの発表となります。発表時刻丁度にチャートが上昇しているのが分かるかと思います。
今回は時間をまたぐ形で指標スキャルピングを行いましたが、経済指標の発表後、発表結果の方向にエントリーする手法もあります。
今度は、発表後の指標スキャルピングについても掲載していきます。
最後に
最後までご覧頂き誠にありがとう御座います。
今回は初心者でも簡単に出来るやり方として、“指標スキャルピング”をご紹介させて頂きました。
指標スキャルピングは、FXでは避ける人もいるのですが、決められた利率、決められた取引時間のバイナリーオプションには適した手法だと思います。
メリットでもお伝えしたとおり、結果がチャートにハッキリと反映されるので、初心者でも分かりやすいです。
ただ、デメリットでもお伝えした通り、必ずしも市場予想通りにはならないので注意していきましょう。
以上で今回の記事を終わりにします。
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