バイナリーオプションは、スマートフォンとパソコンの両方を使って取引できます。
どちらを使っても問題なく取引できますが、初心者の場合は画面の大きいパソコンでの取引から始めてみるのがおすすめです。
ただ、どのようなパソコンを選んでいいか迷ってしまいますよね。
そこで今回はバイナリーオプションで使うおすすめのパソコンについてわかりやすく紹介していきます。
・ バイナリーオプションをパソコンで取引するメリットとデメリット
・ パソコン選びで確認すべき項目
・ 初心者向けのパソコンのスペック
・ パソコン準備後に行うこと
上記のような項目について、わかりやすく解説しています。
バイナリーオプション取引を始めてみたい初心者の方は、ぜひ最後までご覧ください。
・ パソコン取引なら、ミスを減らして考察しやすくなる
・ パソコン選びは「スペック」「画面」「通信環境」をチェック
・ スムーズに取引が始められるようにしておくと楽
バイナリーオプション取引はパソコンがおすすめ
バイナリーオプションは、スマートフォンやタブレット、パソコンなど様々なデバイスで取引することができます。
その中で最も初心者におすすめなのがパソコン取引です。
タブレットやスマートフォンなどは持ち運びしやすく便利ですが、初心者は画面の大きいデバイスを使用した方が良いです。
バイナリーオプションのパソコン取引は、操作性や視認性が高いという特徴を持っています。
特に初心者の場合、スマートフォン版は表示が小さくなり、何がどこにあるのか理解しづらいと感じてしまう人も少なくありません。
そこで、画面を一気に確認できるパソコンを使うことで操作性や理解度を高めることができるのです。
パソコンで取引する場合、以下のような方法で取引することになるので覚えておきましょう。
・ アプリ版:パソコン専用のアプリで取引口座内へログイン
・ ブラウザ版:SafariやGoogle Chromeなどのブラウザから取引口座内へログイン
ほとんどの場合、ブラウザ経由でのアクセスがメインとなります。
メリット
バイナリーオプション取引でパソコンを使う際のメリットは、主に以下の2つが挙げられます。
・ チャート分析しやすい
・ 誤タップ防止
それぞれ確認していきましょう。
チャート分析しやすい
パソコンはスマートフォンやタブレットよりも画面が大きいので、チャートを拡大表示させられて分析がしやすいというメリットがあります。
分析がしやすいということは、取引の判断がしやすくなるということにつながります。
特にテクニカル分析などで使う指標は、細かい線や点で表示されることも多いです。
小さいスマートフォンの画面では売買サインを見逃してしまうことも考えられますので、より正確に分析したい方はパソコン取引の方がおすすめですよ。
誤タップ防止
画面が大きくマウス操作できることで、誤ってタップするリスクを減らすことができます。
スマートフォンではボタン同士の間隔が狭くて間違って押してしまったり、スクロール中にボタンをタップしてしまったりするリスクもゼロではありません。
特にバイナリーオプションはエントリー制限時間が決められており、初心者の方は焦って操作してしまうケースも少なくないでしょう。
焦って誤タップしてしまうと、想定外の損失にもつながりかねません。
パソコン取引であれば、ボタン同士の間隔が広くてマウスで操作できるため、誤操作のリスクを減らして取引できますよ。
デメリット
パソコン取引のデメリットは、主に以下の2つが挙げられます。
・ 初期費用が必要
・ 持ち歩きにくい
それぞれ紹介していきます。
初期費用が必要
バイナリーオプションのパソコン取引で最もネックになってくるのが初期費用が必要なことでしょう。
スマートフォンであれば既に多くの人が持っているため、初期費用がかからないケースがほとんどです。
ただパソコンの場合、保有していない人は最初に購入しなければなりません。
パソコン費用として数万円から数十万円程度必要となり、バイナリーオプションのためにパソコンを用意するのは少々ハードルが高く感じてしまいますよね。
利益を出して初期費用を取り返せば良いものの、取り返そうと躍起になって無理な取引をしないように気をつける必要があります。
持ち歩きにくい
他にも、取引場所が限定されてしまうというデメリットがあります。
スマートフォンなどよりも重く、出先での取引には適していません。
そのため、以下のような方にとってはスマートフォンの方が適しているのです。
・ カフェなどで気分を変えて取引したい
・ 休憩中や通勤中に取引したい
取引場所が自宅などに限定されてしまうので、注意しておきましょう。
バイナリーオプションのおすすめパソコンの条件
バイナリーオプションで使うパソコンを選ぶ際には「スペック」「取引画面」「通信速度」の3つを確認しながら選ぶのが大切です。
ぜひパソコン選びの参考にしてみてくださいね。
スペック
パソコン選びの際に重要なのが、パソコンのスペック(性能)です。
スペックといっても様々な項目がありますが、主に以下の4つの項目で確認するのが良いでしょう。
・ OS
・ CPU
・ メモリ
・ HDD、SSD
それぞれ紹介していきます。
OS
OSとはオペレーティングシステムの略で、パソコンの元となるソフトウェアのことを指しています。
例えばWindowsのOSなら「Windows 11」やmacなら「macOS 13 Ventura」など様々な種類があります。
よく行われるiPhoneのアップデートも、OSを新しくしているというアップデートになります。
バイナリーオプション取引するパソコンは、最新のOSがおすすめです。
あまりにも古すぎるOSだと、サイト自体が対応していない可能性も考えられます。
最低でも「Windows 7」以上のパソコンを採用するようにしましょう。
CPU
CPU(Central Processing Unit)とは、パソコンやスマートフォンの頭脳となる部分です。
CPUが良いほど、処理スピードが速くなるので動作が素早くなります。
CPUには、以下のようにIntel製とAMD製の2種類が挙げられます。
・ Intel(Core i5、Core i7、Core i9など)
・ AMD(Ryzen 5、Ryzen 7、Ryzen 9など)
AMDは比較的安価でコストパフォーマンスが良く、プログラミングなどの開発にも対応できます。
Intelは世界的に有名なCPUメーカーで低価格から高性能なものまで様々なシリーズを取り扱っています。
どちらでも問題ありませんが、基準としてバイナリーオプション取引では最低でもCore i7以上は確保しておきたいところです。
処理が遅くなるとエントリータイミングにも差が生じてしまうので、なるべく低すぎないように心がけておくのがおすすめですよ。
メモリ
メモリとは「コンピューターにどれだけデータを保存することができるか」という記憶装置のことを指します。
このメモリが大きければ大きいほど、同時並行で様々な処理を行えます。
大きすぎる必要はありませんが最低4GB、日常的に使うのであれば8GB以上あると良いでしょう。
HDD、SSD
データの読み書きを行うストレージのことを指しています。
・ HDD:比較的安く、多くのデータを読み込める
・ SSD:処理速度が速く衝撃に強いが、価格が高め
後からSSDを増設することも可能なので、最初はHDDで探しておくと良いでしょう。
取引画面
取引する画面について、以下の2点を確認しておきましょう。
・ デスクトップorノートパソコン
・ デュアルディスプレイ
デスクトップorノートパソコン
机などにモニターを置くデスクトップか、持ち運びができるノートパソコンのどちらにするかを選んでおきましょう。
デスクトップは大きなモニター画面をチャートを表示できますが、持ち歩きはできなくなります。
ノートパソコンは持ち歩きはできるものの、画面が小さくなるという特徴を持っています。
どちらでも問題ないので、自分のライフスタイルに合わせたパソコンを選ぶようにしましょう。
ディスクトップであれば、モニターは24インチあれば問題なくやすいサイズといえます。
ノートパソコンであれば、13インチあると画面がみやすいですよ。
デュアルディスプレイ
パソコンを複数同時に使うかどうかも確認しておきましょう。
1つのモニターだけではなく、モニター2枚をつなげたりノートパソコンと組み合わせたりなど様々なパターンが選べます。
トレード用であれば、多くとも2〜3枚で問題ありません。
モニターが広ければ1つで充分なので、無理矢理デュアルディスプレイにする必要はないですよ。
最初は1枚から始めて、慣れてくればモニターを増設するなど必要に応じて用意していくのがおすすめです。
通信環境
バイナリーオプション取引で忘れてはならないのが、通信環境の良さです。
パソコンを用意しても通信環境が悪ければ、パソコン自体のスペックを活かすことはできません。
通信環境に関しては「回線」「有線LAN、無線LAN」の2項目を確認しておきましょう。
回線
インターネット回線の速度を確認しておきましょう。
光回線などを選択すれば、快適にパソコンを使用することができますよ。
速度は、30Mbps程度であれば問題ないでしょう。
通信速度は無料のインターネット上の回線速度計測サイトですぐに測定可能です。
有線LAN、無線LAN
有線LANと無線LAN(Wi-Fi)のどちらにするか確認しておきましょう。
有線LANはWi-Fiと違って直接線でつなぐため、通信速度に遅延が起きにくいというメリットがあります。
現在無線LANの方でもLANケーブルを用意してWi-Fiルーターへつなげば、簡単に有線LANに切り替えられますよ。
無線LANは配線が必要なく、接続も複数台同時にしやすいというメリットがあります。
ただ通信速度が不安定となる場合あるので注意が必要です。
バイナリーオプションではなるべく通信速度に乱れが起きにくい有線LANがおすすめです。
無線LANでも通信が安定していれば問題ないので、一度ご自宅の通信状況を確認してみてください。
具体例
実際に初心者がパソコンを選ぶ際に、おすすめのパソコンの条件をまとめて以下にまとめてみました。
・ Windows10
・ Core i7
・ 4GB
・ HDD
・ ノートパソコン13インチ
・ 有線LAN
バイナリーオプション取引を行う際に問題なく取引ができる最低限のスペック、画面、通信環境となっています。
画面に関しては個人の好みもあるので、モニターでも問題ありません。
高いパソコンでなくともOK
バイナリーオプション取引に使うパソコンは、スペックが高いパソコンでなくても問題ありません。
大切なのは問題なく取引できるかどうかだけです。
ただOSなどがあまりにも古すぎてと脆弱性が残されている状態となり、ハッキングされる可能性もゼロではありません。
そのためOSを最新であるかどうかなど最低限の項目だけ確認できていれば、どのようなパソコンが良いかどうか悩む必要は無いのです。
もちろん既にパソコンをお持ちであれば、アップデートしているかどうかを確認しておきましょう。
パソコン準備後に行うこと
パソコンを用意した後は、以下のような取引前の事前準備を行っておきましょう。
・ 動作・速度の確認
・ 取引業者サイトのブックマーク
・ 分析ツールのダウンロード、セットアップ
動作・速度の確認
パソコンが問題なく動いているか、通信環境は30Mbps以上か、などを確認しておきましょう。
この時点で通信速度があまりにも低いようであれば、有線LANに切り替えるなど対処しておきましょう。
取引業者サイトのブックマーク
バイナリーオプション業者サイトのブックマークをしておきましょう。
ブラウザ版で取引することになりますので、すぐにアクセスできるようにしておくと取引をスムーズに始められます。
もしバイナリーオプション業者の口座開設をしていなければ、先に口座開設を済ませておきましょう。
口座開設は数分で終わるので、空いた時間にパッと終わらせておくのがおすすめですよ。
分析ツールのダウンロード、セットアップ
MT4などの分析ツールをダウンロードして、取引環境を整えておきましょう。
MT4の公式サイトへアクセスし、Windowsもしくはmacのバージョンをダウンロードします。
その後、画面上の指示に沿ってセットアップを進めていけば、終了です。
まとめ
今回は、バイナリーオプションで使うおすすめのパソコンについて紹介していきました。
初心者は画面が大きいパソコン取引から始めるのがおすすめです。
スペックは最新のOSを選び、無線LANではなく有線LANの方が速度が通信環境が安定していて取引に最適です。
有線LAN自体は数千円から購入できるので、自宅の通信環境に応じて検討してみてはいかがでしょうか?
準備が終われば、取引したい業者のピックアップを進めておきましょう。
上記の記事でおすすめ業者を紹介しているので、参考にしてみてくださいね。