バイナリーオプションで勉強する際、何を使って勉強していらっしゃいますか。
サイトでも様々な情報が用意されていますが「書籍を使って勉強したい」と考える方も多いのではないでしょうか。
ただ「おすすめの本はあるのか」「どのような本を読むべきか」と迷ってしまう人は少なくありません。
そこで本記事ではバイナリーオプションの勉強で役立つおすすめ本を7冊ほど紹介していきます。
・ バイナリーオプションの勉強がしたい
・ 何か使える本があれば知りたい
実際に筆者も内容を読んでお守りのように保有している本も紹介しています。
上記の方はぜひ参考にして、お好きな本を手に取ってみてくださいね。
・ バイナリーオプションを本で勉強するなら、FX関連の書籍がおすすめ
・ 攻略法より、メンタルについて書かれている本が良い
バイナリーオプションにおすすめの本はある?
バイナリーオプションのおすすめの本はもちろんあります。
しかしバイナリーオプションを中心に記載している本はあまりオススメできません。
理由としては出版されている本数が少ない上に、内容も実にならなかったというケースが少なくないからです。
また主なAmazonレビューとして、以下のような内容が記載されています。
・ 使えるものもあるが、調べればわかる内容
・ 情報が古い
・ 紹介されている攻略法が勝てない(連勝前提のものも)
・ サインツールを導入するよう勧められる
本なので、出版するまでに情報が古くなってしまうのは仕方がありません。
ただ投資本でありがちなツールやオンラインサロンの勧誘ありきで、本には基礎知識しか書かれておらず、本のみで攻略法を知るには限界があるのが現状です。
実際に筆者もバイナリーオプション関連の本を購入して読んでみましたが、基本的な内容はわかりやすく書かれているものの実際の取引に関しては知ることができませんでした。
そのためバイナリーオプションの本で勉強するより、バイナリーオプションとほぼ同じ同じ同じ考え方が通用するFXの方が種類が多くおすすめです。
なぜバイナリーオプションの本が少ないのか
なぜバイナリーオプションの本が少ないのかなぜバイナリーオプションの方が少ないのかというと、国内で規制があるからです。
バイナリーオプション取引自体、国内でかなり細かく規制が敷かれています。
そのため、金融庁の規制の問題で実践的な内容が書きにくいという現状があるのです。
本で勉強しようと考える方は「実践的な方法が知りたいから本を読んで勉強したい」と考える人が多いのではないでしょうか。
そのため、バイナリーオプションの本に絞ってしまうと、本を買って情報が取れなかったという事態にもなりかねないのです。
ちなみにバイナリーオプションの規制によって、国内業者と海外業者の特徴に違いが生じています。
詳しい違いはこちらの記事で紹介しています。
なぜFXの本なのか
なぜバイナリーオプションではなくFXの本をおすすめする理由は、両者がほぼ同じ取引であるからです。
同じ為替レートを使っており、違いは以下の通りです。
・ バイナリーオプション:「上か下か」を判断、一定時間で取引が終了
・ FX:「上か下か」に加えて変動幅も判断、自分の好きなタイミングで手仕舞える
一見異なるように見えても、土台となる為替の考え方や判断は同じです。
そのため、FXでのチャートの読み方はバイナリーオプションでも同じ様に使えるのです。
さらにFXの本であれば国内的にも規制が緩和されているのでレビュー数も多く、出版されている本の数も段違いとなっています。
そのため、購入前にしっかりと吟味することができますよ。
実際にバイナリーオプションの本を探すよりも、FXの本を探して口コミの良い商品を選びやすく自分に合う本に出会いやすいというメリットがあるのです。
実際に筆者もバイナリーオプションではなく、FXの本を読んで勉強を行っています。
おすすめ本4選 FX編
バイナリーオプションを勉強する際に、おすすめのFX本を4つ紹介していきます。
基本的な知識が書かれていたり、投資の本質的が知れたりするものも紹介しているので、ご自身のレベルや知りたい情報に合わせて選んでみてくださいね。
購入に躊躇してしまう方は、レビューを読むだけでもかなり勉強になりますので、軽く読んでみてはいかがでしょうか。
自分のマインドを自在に操る超投資法(投資家メンタリストSai)
これは投資家メンタリストSaiさんというYouTuberの方が出版している本です。
投資を行っていて、YouTubeで情報収集を探したことがある方は、一度見かけたことがあるかもしれません。
本の内容はSaiさんの投稿している動画の内容が、ぎゅっと1冊にまとまっているイメージです。
手法よりもメンタルを大切にして、初心者こそ最初に理解しておくべき方法が詰まっており、相場に取り組むスタンスを学ぶことができますよ。
また若めのSaiさんだからこそ読みやすくとっつきやすいというメリットもあります。
実際に大損してしまった理由、メンタルに負けないための投資テクニックなどが満載です。
ずっと使えるFXチャート分析の基本(田向 宏行)
専業トレーダーが値動きの読み方を解説している本となっています。
読み方の具体例など基本的なローソク足の解説が画像付きで説明がされているので、他のテクニカル指標との合わせ技もしやすくなりますよ。
ローソク足という基本的なものだからこそ奥深く、基礎を固めて投資したい人にぴったりです。
ただ基本的な内容になるので、取引経験があり応用方法を求めている方には物足りなく感じてしまうかもしれません。
まずバイナリーオプションについて徹底的に理解したい人向きとなっています。
ザ・トレーディング(アレキサンダー エルダー、福井 強)
トレード戦略、リスク管理記録などかなり幅広い内容を網羅している書籍です。
かなり長い上に1冊5,000円以上かかるので、少々手を出しづらいというデメリットがあります。
しかしトレードの実践方法や投資の金言も多く書かれており、家庭あったらすぐに疑問を解決しやすいという意味でトレード版「家庭の医学」というイメージですよ。
かなり深いところまで網羅しているのでその分の値打ちはあるといえるでしょう。
ただ翻訳されており多少読みづらさがあるため、その点は注意をしておく必要があります。
本気でバイナリーオプションをやっていきたい、本質を理解したいという方にはおすすめの1冊です。
ガチ速FX(及川 圭哉)
ガチ速FXは、短期トレードに絞った手法を紹介している本となっています。
デイトレが基本で1回の取引が20分程度と短めなので、バイナリーオプションの短期取引にも活用しやすいと言うメリットがありますよ。
書籍は初級〜中級編、上級編と分けて書かれており、自分のレベルに合わせて手法を学ぶことができます。
ただし全体を通して玄人向けの手法となっているので、そのまま使うというよりも手法を元に自分のオリジナル戦略を考えるという使い方がおすすめですよ。
おすすめ本3選 マインド編
次に、バイナリーオプションを行う上で「投資のマインド」に関するおすすめ本を3つほど紹介していきます。
FXに限らず、株式投資や投資全般を含めた本を選んでいます。
手法ではなく「トレード中に怖くて普段通りの取引ができない」「リアルマネーをかけるとなぜか負けてしまう」などマインド面での問題を解消したい方にぴったりといえるでしょう。
デイトレード(オリバー ベレス、グレッグ カプラ、藤野 隆太)
投資を経験している方であれば、多くの方がまず読むであろう本がこのデイトレードです。
株式投資の本ですが、かなりメンタル管理法が詳しく書かれており、投資の際に役立つ考え方が多い内容となっていますよ。
この書籍は分厚いので何度も読み直す必要がありますが、それほど濃い内容といえます。
投資と言えばこの本を挙げられるほど有名で、筆者も「お守り」のようにこの本を保有しています。
ただし、こちらも外国の翻訳本になるので読みづらさはあります。
さらにテクニカル的な内容は全く書かれていません。
「投資への向き合い方」や「投資家として生きる上での考え方」などを知りたい投資初心者は、一度でいいので読んでいただきたい一冊となっています。
マーケットの魔術師(ジャック・D.シュワッガー、横山 直樹)
マーケットの魔術師もデイトレード同様、言わずと知れた名著となっています。
この書籍の内容としては、様々なトレーダーのトレードの取り組み方や姿勢を伺い知ることができ、インタビュー形式によって話が進んでいきます。
和訳されているので、デイトレードよりもさらに独特の言い回しが多いので注意しておきましょう。
伝説のプロトレーダーたちの失敗談を知ることができ、投資を行う上でメンタルを正しく保つことの重要さを学ぶことができますよ。
書籍内では手法などもいくつか記載されていますが、かなり昔のものなのでそのまま参考にはできないでしょう。
しかし、どのように手法を考えて取り扱っていたのかなどが知れるので、長い書籍ですがゆっくり読んでみることをおすすめします。
55歳からでも失敗しない投資のルール(五十嵐 修平)
今から投資を始める方など全く投資という分野に触れてこなかった初心者向けの書籍となっています。
「資産運用とは何か」から理解ができ、マネーリテラシー自体を高められます。
投資全般について知っておくことで、バイナリーオプションに対する向き合い方も変わるはずですよ。
全般的に長期投資を推奨するような内容なので、バイナリーオプション自体へは活かしにくい点は注意が必要です。
ただ「バイナリーオプションで稼げるまで資産運用など長期投資をしつつ、投資資金を作る」という対応を視野に入れている方にはぴったりですよ。
55歳からと記載されていますが、年齢問わず投資初心者は学べる内容となっています。
書籍を選ぶ時のポイント2つ
ここまで書籍を合計7種類紹介してきましたが、書籍を選ぶ際のそれ以外でも寮長は多く出版されています。
その際に選ぶポイント2つ紹介しておきます。
・ 1つの本だけに固執しない
・ 手法よりマインドの本を
それぞれ解説していきますね。
1つの本だけに固執しない
本で勉強する場合、1つの本だけを判断基準にして取引する行為は避けましょう。
客観的な姿勢を忘れず、様々な意見があることを頭に入れて読んでくださいね。
読んですぐに手法を実践したい気持ちはわかります。
しかしもし書籍で手法を知った場合は、デモトレードを使って検証してみたり、複数の書籍を読み比べて本当に問題ない手法なのか調べたりすることをお勧めします。
1冊だけにこだわらず、複数の書籍を読むことで、どの書籍にも書かれている重要なポイントをピックアップして知ることができますよ。
「同じ内容が記載されている = 広く知られている重要な内容」とわかりますよね。
1冊だけよりも複数冊読んだ方が結果的に効率的なので、初心者は複数書籍を読んでみることをおすすめします。
手法よりマインドの本を
手法が書かれているといった「聖杯を探す」ような目的で本を選ぶより、マインドを勉強するための本選びをするようにしましょう。
前述したように、バイナリーオプションの本だと具体的な内容が書かれていないことも少なくありません。
さらに出版まで期間がかかることで、情報が古くなって使いづらいというケースも多いですよね。
相場は、タイミングや時期によって常に変化していき、適切なものが変わっていきます。
しかし相場に対する取り組み方・考え方はどの時代でも同じです。
今回のおすすめ本でもメンタル面の紹介が多かったことからもお分かりいただけるのではないでしょうか?
名著と呼ばれる投資本はほとんどがメンタル面について記載している本で、プロトレーダーになるにつれてメンタル面の内容を発信するトレーダーが多くなることに気がつくはずです。
手法はその人によって変わりますが勝ち続けている人のメンタルは同じものですので、ぜひマインドの書籍を選んでみてください。
まとめ
今回はバイナリーオプションの勉強の際に使えるおすすめ本を7冊紹介していきました。
手法を学ぶというよりも「相場に対する向き合い方」や「もし損失が出した際のメンタルの安定法」などをマインド面を学びつつ、日々のトレード練習を積み重ねていってくださいね。