バイナリーオプションを副業で始めてみたいという方は多いのではないでしょうか。
昨今の副業ゲームで「少し投資をやってみたい」と考えて登録する方は徐々に増えてきています。
そんな中でバイナリーオプション副業を行うにあたって「どうやって始めればいいのか」「確定申告が必要なのか」など様々な疑問が生まれてくることでしょう。
そこで本記事ではバイナリーオプションを副業で始める際の始め方、注意点、よくある質問をわかりやすく紹介していきます。
・ バイナリーオプションの副業を始める方法が知りたい
・ 確定申告をすべき人としなくていい人が知りたい
上記のような疑問をお持ちで、副業を始めようか悩んでいる人はぜひ最後までご覧ください。
・ バイナリーオプションの副業は500円〜1,000円と少額から開始できる
・ 始める際には、確定申告の有無、主婦は扶養が外れる金額などもチェック
バイナリーオプションは稼げる?
副業する際に最も気になるのが、そもそも稼げるのかどうかではないでしょうか。
結論として個人差はあるものの利益を出すのは不可能ではないといえます。
ただし投資なので、それなりに時間を割いて勉強する必要はあります。
何も努力せずにバイナリーオプション取引では稼げないので、その点は頭に入れておきましょう。
バイナリーオプションの副業がおすすめな理由
様々な副業がある中でバイナリーオプション副業がおすすめできる理由は、主に以下の3つが挙げられます。
・ 少額から始めやすい
・ どこでもできる
・ 公務員でも可能
それぞれ紹介していきます。
少額から始めやすい
バイナリーオプションの副業は少額から始めることができます。
バイナリーオプション業者によって異なりますが、1回の最低取引金額は500円〜1000円です。
さらに口座開設費用も0円なので、初期費用はほとんどかかりません。
FXや株式投資は数十万円必要ですが、バイナリーオプションであれば数千円あれば始められます。
副業を始める際の初期費用が安いのは、バイナリーオプションの強みではないでしょうか?
どこでもできる
バイナリーオプションはバイナリーオプション業者のサイトにログインして取引することになります。
そのためネット環境があれば、どこでも取引することが可能です。
実際に、移動中やちょっとした待ち時間で取引ができる利便性がありますよ。
公務員でも可能
副業が禁止されている公務員でもバイナリーオプションは投資に分類されるので、厳密には副業に分類されず始めることができます。
株式投資やNISA、iDeCoは公務員の方でも始めていますよね。
それと同様に、バイナリーオプションの副業も可能というわけです。
バイナリーオプションの副業の始め方
バイナリーオプションの副業はかなり幅広い人が始められ、少額で始められる強みがあります。
そんなバイナリーオプションの副業の始め方を確認していきましょう。
STEP1:目標&稼いでいい金額を明確にする
STEP2:バイナリーオプション業者選び・口座開設
STEP3:デモトレードで取引する通貨ペア・時間軸・掛け金を選択
STEP4:実際にリアルマネーで取引・反省
STEP5:12月に1年間の収支を計算
STEP6:翌年2月〜3月に確定申告(必要な人のみ)
副業をするにあたって、確定申告も絡めて1年間の動き方を紹介していきます。
STEP1:目標と稼いでいい金額を明確にする
始める前にまず目標金額などを設定しておきましょう。
稼ぐ金額をあらかじめ決めておくことで戦略も変わってきます。
また扶養から外れたくない方や確定申告をしたくない方は、稼ぐ額に上限がつきます。
・ 扶養から外れたくない → 年収と合わせて130万円を超えないようにする
・ 確定申告したくない → 年間20万円未満の利益に抑える
つまり確定申告をしたくない場合は、月に1万6,000円までしか稼がないようにする必要があります。
また扶養に入っていて通常のパートやアルバイトなどの収入が130万円を超えてしまうと自分で国民年金や国民健康保険料を支払わなければなりません。
そのため、バイナリーオプションで稼いで130万円を超えると扶養から外れてしまうのです。
副業を始める前には、扶養から稼げる金額がいくらなのかをご自身の目で入念にチェックしてくださいね。
STEP2:バイナリーオプション業者選び・口座開設
ご自身の目標金額や稼げる金額上限が確認できれば、次にバイナリーオプション業者選びを行いましょう。
業者には国内業者と海外業者がありますが、稼ぎやすさや自由度の面では海外業者一択ですよ。
以下のような優良海外業者を選んで、登録して無料の口座開設を行いましょう。
・ ハイローオーストラリア
・ ザ オプション
登録はメールアドレスとパスワードなどを設定すれば完了します。
どの業者が良いか迷ってしまう方は、こちらの記事で業者を選んでみてくださいね。
迷う場合は、ハイローオーストラリアなどのメジャーな業者を選んでおくことをおすすめします。
STEP3:デモトレードで取引する通貨ペア・時間軸・掛け金を選択
優良業者のほとんどは、デモ口座を提供しています。
デモ口座では、リアルマネーを入金せずに実際のチャートを使って取引練習ができますよ。
もちろんハイローオーストラリアやザ・オプションにも完備されているので、ぜひフル活用しましょう。
ハイローオーストラリアは公式サイトの右上からデモ口座へ移動できますよ。
使い方はデモ口座に切り替えて、取引する通貨ペアや判定時刻、取引額を選択すればOKです。
最初は機能面を確かめつつ、慣れてくればご自身で戦略を立てて緊張感を持って練習してみてください。
戦略の例として、テクニカル分析などの指標を使う方法が挙げられます。
こちらの記事で紹介していますので、参考にしてみてくださいね。
STEP4:実際にリアルマネーで取引・反省
デモ口座で十分に実績を上げれれば、いよいよリアルマネーでの取引に移ります。
デモトレードよりも緊張して普段と違う取引をしてしまう可能性もありますが、なるべく練習と同様の結果が出せるようにメンタルを安定させるように工夫してください。
実践トレードで自分がどう感じたかなどをメモするのも良いですね。
その後は取引結果を元に反省・改善して、次の取引に活かしましょう。
STEP5:12月に1年間の収支を計算
12月のタイミングで、1月1日から12月31日までの年間収支を計算しましょう。
自分自身で計算しなくても業者側が年間取引証明書などを発行してくれるので、それを参考にすれば簡単にチェックできますよ。
収支の内容を元に、反省や翌年の目標を立ててみてくださいね。
STEP6:翌年2月〜3月に必要な人は確定申告
1年間の収支を計算して確定申告が必要になる20万円以上稼いでいた場合は、確定申告を行いましょう。
確定申告の時期は翌年の2月16日から3月15日までと決められており、1日でも遅れると延滞税が発生してしまいます。
期限内に以下のどれかで申告を行いましょう。
・ 税務署へ出向いて書類を提出する
・ 税務署へ郵送する
・ e-Taxなどを使って電子申告を行う(事前申請必須)
もしバイナリーオプションで20万円未満であっても、別の副業と合わせて利益が20万円以上になっていれば確定申告は必須です。
ご自身の状況見て20万円を超えていなければ確定申告の義務はありません。
確定申告を行う方は国税庁の確定申告書等作成コーナーへアクセスして、該当年の所得税の「決算書・収支内訳書」の項目を選んで入力していきましょう。
詳しい確定申告の方法についてはこちらの記事で紹介しています。
最初は難しく感じてしまうかもしれませんが、画面の表示に沿って数値を入力していくだけですので、焦らず1つずつ終わらせていきましょう。
確定申告
では確定申告が必要な人と不要な人について確認をしておきましょう。
確定申告が必要な人
バイナリーオプション確定申告が必要な人は、以下が挙げられます。
・ バイナリーオプションで合計20万円以上得た人
・ 医療費控除などを受けたい人
バイナリーオプションで利益80万円・損失50万円の場合は、合計30万円利益が出ていることになりますので確定申告は必要です。
またバイナリーオプションが20万円未満の利益であっても、医療費控除や社会保険料控除を受けて税負担を減らしたい人は確定申告を行わなければなりません。
確定申告が不要な人
確定申告が不要な人は、利益が20万円未満の人です。
損益を合計して利益60万円・損失50万円の場合は、合計10万円の利益になるので確定申告の義務はありません。
利益だけではなく、損失金額も合算した金額で判断するようにしましょう。
バイナリーオプションで副業する注意点
バイナリーオプションで副業する際の注意点をいくつか紹介していきます。
・ 条件次第では確定申告が必要
・ 収支が変動する
・ 副業禁止の会社はNG
始める前にあらかじめ理解しておくことをおすすめします。
条件次第では確定申告が必要
前述したように、バイナリーオプションで20万円以上稼ぐと確定申告は必須です。
自分で書類を作成して期限内に提出する手間はかかってしまうので、少々面倒に感じてしまいますよね。
もし確定申告をしたくない場合は、目標金額を20万円未満に設定するなど調整をしておきましょう。
収支が変動する
バイナリーオプションでは成績次第で、収支が変動します。
毎月一定額をもらえるわけではありませんので「勉強せずになんとなく取引をしていて全く稼げなかった」というケースもゼロではないでしょう。
そのためしっかりとデモ口座で利益を出せることを確認した上で、バイナリーオプションの副業を始めることをおすすめします。
副業禁止の会社はNG
バイナリーオプションは厳密には投資なので、副業ではありませんし公務員でも取引可能です。
しかし「お金を稼いでいる」という観点から副業とみなされて、社内規定に引っかかってしまう可能性もゼロではありません。
バイナリーオプションの副業をしても問題ないか確認をするのが1番ですが、副業禁止なのに確認をしてしまうと最悪会社での立場が悪くなってしまいますので副業自体避けておくべきでしょう。
申告方法で会社に知らせないようにはできますが、バレた時のリスクを考えるとやめておいた方が無難です。
副業OKの会社に転職してから始めるのも遅くは無いですよ。
バイナリーオプションの副業でよくある質問
ここではバイナリオプション副業に関するよくある質問を紹介していきます。
確定申告は必須?
確定申告は必須なわけではありません。
1月1日から12月31日までの合計損益が20万円以上の場合は必須となります。
収支は業者の発行する年間取引書や取引履歴で確認できますよ。
学生や主婦はできる?
学生や主婦でもバイナリーオプションは行えます。
ただし学生の場合は年齢制限があるので注意が必要です。
国内バイナリーオプション業者では20歳以上、海外バイナリーオプション業者では18歳以上と制限が設けられています。
大学生は可能ですが、高校生で18歳の場合はリアルマネーでの取引は禁止されています。
デモトレードは可能ですので、成人まではデモ口座で勉強してみるのがおすすめですよ。
主婦の場合は年収とバイナリーオプションの利益が130万円を超えると、自身で国民健康保険料や国民年金保険料を支払うことになります。
どのくらいで稼げるようになる?
稼げるまでには個人差があります。
人によっては、始めてすぐに数万円や数十万円を稼ぐ人もいるでしょう。
ただし根拠のない取引を続けていれば負けてしまうので、注意が必要です。
そのため掛け金の調整などを行う「資金管理の徹底」とチャートを見て勉強する「分析時間の確保」を意識しておきましょう。
プロになるには1万時間を要するという「1万時間の法則」があるように、バイナリーオプションを含めたプロになるためには一定時間が必要です。
「短期間で一気に稼ぐ」と考えず、コツコツ学んで知識を積み上げていくという意識を大切にしてください。
周囲に隠したいけれどバレる?
副業OKの会社でも、会社側には隠したいと考える人も少なくはないでしょう。
結論として、隠すことは可能です。
確定申告の際に、所得税の納付を「給与から天引き」ではなく「自分で納付」を選択すれば会社にバレることはありません。
しかし自分でバイナリーオプションをしていることを明言していると、バレてしまいますよね。
そのためバレないようにするために自分で納付を選択し、自分の振る舞いを気をつけておきましょう。
まとめ
確定申告は年間20万円を稼ぐと行わなければなりませんが、対象外なら確定申告の義務はありません。
バイナリーオプションは500円〜1,000円など少額から始めやすく、どこでも取引ができるというメリットがあります。
興味のある方はまずは口座開設して、デモ口座で取引をしてみてはいかがでしょうか。