ワークライフバランスの重視や投資が主流になってきた昨今、上記のような思いで専業トレーダーを志す方も少なくありません。

その中でバイナリーオプションで専業トレーダーにはいくつか共通点が存在しています。

そこで本記事ではバイナリーオプションの専業トレーダーについて、共通点4つ、専業トレーダーになるためのロードマップなどをわかりやすく紹介していきます。

また専業トレーダーを目指す際の注意点も紹介していますので、以下のような疑問を持ちでバイナリーオプションで専業トレーダーを目指したい方はぜひ最後までご覧ください。

上記のような疑問を持ちで、バイナリーオプションの返金について知りたい方はぜひ最後までご覧ください。

 

専業トレーダーはいる？

まず「バイナリーオプションに専業トレーダーがいるのかどうか？」については、いらっしゃいます。

専業とは、自分の生活費をバイナリーオプションで稼いでいることを指します。

たとえば、ペイアウト率1.90倍の取引に4,000円をかけて、1日4回勝ち、それを1年間続けると以下のような金額を稼げることがわかります。

 

月々の生活費を20万円から30万円程度と想定して、年間240万円から360万円の支出に耐えられる計算であれば、専業として生きていけるといえますよね。

先程の例を挙げれば、税金20%程度引かれたとしても手取りが414万円程度となるので、充分暮らしていける水準を達成できることがわかります。

また取引金額を下げて、1,000円をかけ、1日3回勝ち、それを1年間続けると以下のような金額を積み上げることができます。

 

10年程度続ければ利益は1,000万円を超えるのです。

さらに取引金額を高額になればなるほど、利益も莫大なものになりますよね。

掛け金を1万円に上げた場合、以下の金額を稼げるイメージです。

 

10年継続できれば保有資産は億を超えるため、理論上「億トレーダーになるのは可能」といえるでしょう。

こちらの記事でも、FXと比較して実際に稼いでいる人の数を紹介していますので、興味がある方はご覧ください。

バイナリーオプションとFXはどちらが稼げる？実際に稼いでいる人数を比較！初心者に有利なのは？

 

勝っていることを前面的に押し出す人には注意

億トレーダーを始めとする専業トレーダーはいると説明してきましたが、億トレーダー・プロトレーダーであることを前面に出して自分のスクールへ誘導する人には注意が必要です。

たとえ稼げていたとしても、誘導をする人はあなたのお金が狙いです。

入会金やツール購入代金を得る目的があるかもしれません。

こちらの記事でも紹介してきたように「勝てている人がいてレクチャーを受けられる」などの詐欺も横行しています。

国民的アイドルグループ SKE48の元メンバーがバイナリーオプションの有料レクチャーで逮捕！ バイナリー詐欺対策を掲載

声高に「勝てている！」と発信する人の意見は、鵜呑みにしないことをおすすめします。

 

専業トレーダーの共通点4つ

専業トレーダーとして結果を残していく方の共通点は主に以下の4つが挙げられます。

 

これらはバイナリーオプション以外の株式やFXのトレーダーでも共通しているポイントです。

 

倹約家

専業トレーダーの多くは倹約家です。

かなりお金が稼げるので、豪遊生活をしているのではないかと思われる方も多いのではないでしょうか？

実は自身の事業や配当金のある専業トレーダー以外は、トレードで収入を得ることになり、安定的な収入とは程遠く不安定です。

収入が自分の成績に直結しているので、損失を重ねてしまうリスクを想定し、無駄遣いを減らして手元のお金を残していく人が多いのです。

実際、テレビ番組「ガイアの夜明け」でジェイコム誤発注事件で20億円を設けたトレーダーであるBNFさん（通称”ジェイコム男”）も倹約家です。

数百円の弁当やカップうどんを食べ、豪華な食事やブランド物などには興味がないと答えていました。

専業であっても相場によっては負けが多くなるような月も考えられるため、常に最悪のケースを想定してリスクヘッジしているのがトレーダーだといえるでしょう。

 

検証を怠らない

専業トレーダーは検証を怠りません。

常に相場や世界情勢など、幅広く勉強しています。

専業トレーダーの情報収集や自分の取引手法には自分の生活がかかっていますので、勉強しなくなったら専業トレーダーとしての人生は終わりといえるでしょう。

短時間で取引をする際、「相場の値動きを表示させたもの」「SNSやリアルタイムの情報を収集するもの」など複数モニターを使い分けうトレーダーも少なくありません。

そのため専業トレーダーは「検証はめんどくさい」と後回しにすることはなく「検証しなければ生活が破綻する」という危機感を持ちながら検証を続けているといえますね。

 

全体の勝率を優先

専業トレーダーは1回の負けにこだわりません。

もちろん負けた原因は徹底的に検証を行いますが、1回の負けではなく全体的に勝っていることを優先します。

1回負けたとしても、勝率が良く最終的にプラスで終われれば問題ないという認識なのです。

そのため、負けたことでメンタルにブレが出て、いつもと違うトレードをしてしまったというケースは全くありません。

感情を自分の外に追い出し、あらかじめ自分の決めた戦略通りに機械のように取引をしているのです。

 

方法にこだわらない

専業トレーダーは、自分で確立してきた戦略に固執して、一生使い続けることはありません。

相場は常に様々な要因によって変わっていくため、いつも同じ方法では移り変わる相場に対応できないのです。

そのため、その時期に合った手法を取捨選択しながら取引を続けていく必要があるのです。

専業トレーダー以外にも、対戦ゲームやeスポーツでも同じではないでしょうか。

最近の主流な勝ち方に合わせ、自身の戦略も変えていくことが大切です。

株式投資の専業トレーダーであるテスタさんとプロゲーマーの梅原大悟さんが対談をしていましたが、その対談の中でも両者とも手法にこだわらないというコメントがありました。

どの世界でも自身の戦略にこだわりすぎず、その場の環境に合わせて進化し続けることが重要といえますね。

 

専業トレーダーになるためのロードマップ

専業トレーダーになるためのロードマップを紹介していきます。

焦りすぎず、1つずつ順番にクリアしていくようにしましょう。

 

STEP1：家計管理を行う

最初のステップが家計管理というのは、意外と思った人もいらっしゃるかもしれません。

しかし専業トレーダーになるには稼げることも重要ですが、まず元手があって無駄遣いをしない人であることが求められます。

そのため生活費と投資資金のそれぞれを確保できるよう、収入と支出を管理する必要があるのです。

まずは自分が暮らしていける生活費や必要経費などを含め、1年間の総支出を計算しましょう。

そこから投資に回せる資金を確保し、元手を確保することをおすすめします。

最初は数万円から数十万円あれば問題ないです。

ずっと同じ金額で運用するのではなく、投資資金を増やすことで資金の資産増加スピードを加速させることができますよ。

 

STEP2：取引に集中できる環境をつくる

次に取引に集中できる環境を作りましょう。

特に投資等は、他人に干渉されない環境を作り上げることをおすすめします。

 

他にも、取引以外の不安点は解消しておくことをおすすめします。

もしも生活費がなくお金の問題を抱えているなら、まずは安定的に収入が入ってくる状態を整えましょう。

借金があれば返済を最優先にして、貯金を積極的に行ってお金の問題をなるべく潰しておくようにしてください。

 

STEP3：業者を選ぶ

家計管理を行い、元手がしっかりと確保しつづけられる状況と取引に集中できる環境が整えられれば、やっとここからトレードに移ります。

まずは取引する業者を選びましょう。

国内業者と海外業者の2種類から選べますが、ペイアウト率の高さや取引回数制限がないなど稼ぎやすさの面では海外業者一択といえます。

おすすめ業者はこちらの記事で紹介しているので、登録は無料なのでいくつか自分にあった業者を比較してみることをおすすめします。

バイナリーオプション初心者向け　デモ口座や少額で取引可能なおすすめ業者を紹介

 

STEP4：自分の目標を決める

業者が決まれば、取引の前に自分の目標を決めましょう。

どのくらい稼ぎたいかイメージしていきます。

1ヶ月あたりの目標金額でも良いですが、最初は「1年でプラスになれば良い」という感覚でスタートするのが望ましいです。

1ヶ月あたりの目標となるとプレッシャーとなってしまいますので、1年で◯%増やすなどの大きな目線で目標を立てるようにしましょう。

 

STEP5：戦略を決める

最後に自分のご自身の戦略を選択していきます。

以下のような戦略の例が挙げられます。

 

同じ箇所でも順張り・逆張りによってエントリー箇所が異なることがわかります。

上の画像が順張りで、下の画像が逆張りです。

このように手法1つで大きくエントリーが変わるので、検証をして自分で適切な手法を選んで取引するようにしましょう。

また取引をしている時には、自分の目標と照らし合わせて目標通りに成績が残せているか、などを検証するようにしましょう。

もし上手くいかなければ検証を行い、適宜手法を修正してください。

 

専業トレーダーになる前の注意点

ここまで専業トレーダーになるロードマップを紹介してきましたが、専業トレーダーになる前に知っておいていただきたい注意点が主に3つあります。

必ず念頭に置き専業トレーダーを目指すようにしましょう。

 

最初は副業トレーダーから

最初から専業トレーダーを目指し、リスクを取る必要はありません。

少額で取引しつつ、トレードで稼げるようになってから専業になれば良いのです。

前述したように専業トレーダーになると収入の見通しがかなり不安定になりますので、なるべく正社員やアルバイト、事業などは継続して安定的な収入を得ながら目指すようにしましょう。

 

メンタルの安定が最優先

専業トレーダーを聞くと「百発百中」というイメージがあり、勝つために勝率が重視されがちですが、メンタルの安定がかなり重要になってきます。

もちろん勝率も大切ですが、メンタルが不安定だと以下のように「戦略で勝てる」のではなく「運任せで勝てる」状態になってしまいます。

 

たまたま運で勝てても、実力はついていない上に戦略も使えていないので、安定的に勝ち続けることは難しくなってしまいますよね。

特に専業トレーダーはメンタルが不安定になりやすいです。

想像してみてください。

自分のトレードの成績で自分の生活費が決まるので、もし稼げない場合、その分稼いで取り返さなければなりません。

不安定な収入とは対照的に、家賃や水道光熱費、携帯代などは月ごとに支払わなければなりません。

貯金を切り崩して生活費を支払えても、投資がしにくくなりますよね。

取引には元手が必要なので、切り崩した貯金分も稼ぐ場合、必然的にハイリスクトレードを行うことになります。

「絶対に負けてはならない」状況は、かなりメンタルにくるのではないでしょうか。

専業トレーダーになると今までできていたトレードがそのプレッシャーからできなくなる人も少なくはありません。

まずは専業になってもブレない安定したメンタルを養うようにしましょう。

 

単身世帯の方が有利

専業トレーダーは独身など単身世帯の方が有利です。

扶養家族がいると、どうしても収入の不安定な側面がプレッシャーとなってしまうのです。

さらに稼ぐ目標も高くなりますよね。

自分の稼ぎで家族の生活が左右され、損失を被った場合は家族を巻き込んでしまうというかなり大きな負担がのしかかってしまいます。

もちろん扶養家族がいても、与沢翼さんのように仮想通貨で一気に数千万円稼ぐ実力があれば不可能ではありません。

しかし単身世帯の方が、メンタル的にも有利になりやすいので覚えておきましょう。

 

まとめ

今回は専業トレーダーについて紹介していきました。

専業トレーダーは倹約家で検証を怠らず努力を常に続ける人が多いです。

トレーダーになるためには、家計管理を実施して、副業トレーダーから始めるようにしましょう。

まずは1ヵ月、1年間の自分の支出を確認し、投資の元手を確保しましょう。

その後、目標決めて自分の選んだ業者を使い、コツコツと利益を積み上げてくださいね。