今回はバイナリーオプションの負け取引から学ぼうという内容になります。
バイナリーオプションは一定時間後に、為替相場が上昇しているか下降しているかを予想して取引を行います。予想が的中した場合、投資金は約2倍になり、予想が外れた場合、投資金は0円になります。
単純に考えて50%の確率で的中しますが、勝率の高いトレーダーは必ず何かしらの手法を利用して50%から60%70%と勝率を高めています。
ですが、どんなに勝率の高いトレーダーでも“負ける事があります。”取引で負けた事がないトレーダーは居ません。いるとしたら、1回の取引で利益を出して、そこでバイナリーオプションを辞めた人です。ですが、そんな人はいないと思います。
バイナリーオプションでは必ず負ける事があるのですが、負ける事と利益を出す事は同じではありません。負けた事がある人でも、利益を出している人は当然存在します。
大事になってくるのは、負けた取引結果から学ぶ事です。
バイナリーオプションの負けパターン
バイナリーオプションは前述した通り、勝ち続ける人はいません。必ず負けます。
では、どんなパターンで負ける人が多いのか、負けパターンの解説をします。
資金管理が出来ていない
資金管理が出来ていない人は絶対に負けます。
例えば、バイナリーオプションで2万円の入金をするとします。
2万円のうちから、500円や1000円といった任意の金額を投資金として、取引を行っていくのですが、稼ぎたいからと大きな金額で取引してしまうのはダメです。
損失の割合が高いほど、資金回収に必要な利益率が大きくなってしまいます。
ネット上には、「バイナリーオプションはこんなに稼げます!」といった宣伝が多いですが、間違いです。
利益が大きいという事は、その分リスクも多いので見た目や宣伝に騙されないようにしましょう。
重要なのは自分の資金に対して、どのくらいの割合で取引を行うかになります。
資金管理が出来ないと、思わぬ大きな損害を出してしまう可能性があるので、必ず資金管理をしましょう。
メンタルコントロールが出来ていない
バイナリーオプションは、自分の資産の中から任意の金額で取引を行います。
つまり、損失が出た場合、自分のお金が減っていくという事です。
お金が減るという事は、メンタル面にかなり大きな影響を与えます。
自分のお金が実際に減っていくのを目の当たりにすると、焦りが出て普段と同じような取引ができなくなります。
また、損失とは逆に、勝ち続けて調子に乗ってしまって、投資金をどんどん大きくして、その結果1回の失敗で大きく損失を出してしまう。
メンタルコントロールが出来ないと、上記で例えたように、大きな損失に繋がりかねません。
いつでも冷静に、1回1回の取引を切り離してエントリーしてメンタルへの負担が少ない環境を作りましょう。
手法が間違っている
ネット上の間違った手法で取引を行うと、当然損失に繋がります。
例えば、マーチン法(マーチンゲール法)です。
こちらの手法は別名〝勝つまでやめない法〟と言われていて、カジノで利用されています。
バイナリーオプションの知名度が上がった際に、上か下かを当てるだけだからマーチン法も適用されるのではないか? と広まりました。
また、FXでも利用されていましたね。
ですが、バイナリーオプションでマーチン法を利用するのは悪手です。
マーチン法は、負けたら損失を取り戻すために勝つまで資金を2倍に引き上げて取引をするという手法になります。
理論上は絶対に勝てるやり方です。
ただし、マーチン法が通用するのは、〝勝率50%・配当が2倍〟の場合になります。
バイナリーオプションは予想が的中すると資金が2倍になると思われていますが、実際に利用する取引ルールでは2倍以下が殆どです。
2倍以下の取引では、単純に2倍の資金で取引をしても損失を取り戻せないという事になります。
このように、ネット上には間違った情報が多いので、情報を精査して正しい手法を身に付ける必要があります。
ツールに頼り切っている
バイナリーオプションでは、取引に利用可能な有料ツールが販売されています。
有料ツールの殆どが「勝率90%以上」や「必ず勝てる」といった宣伝で販売されていますが、実際高い勝率どころか、ツールを利用して勝つ事自体難しいです。
世に出回っている、もしくは販売されているのはサインツールになります。
MT4のチャート画面に矢印などで売買の報告を教えてくれるユーザー補助の役割をしたソフトウェアです。
勝てない理由の1つとして、そもそも多くのツールが1分足しか表示していない点になります。
バイナリーオプションは超短期トレードになるので、1分足でみて取引を行うのもいいと思いますが、1分足はノイズ(詐欺サイン)が多い時間足です。
1分足だけを愚直にみて、サインツールの売買サインが本物だと妄信しても勝ち続けることは出来ないでしょう。
また、大手証券会社が開発したAIのツールでさえ、勝率は6割ちょっととの事です。
大手証券会社のツールでさえ、そのくらいの勝率に収まっているのに素人が簡単に購入できるツールの勝率が90%とは思えません。
つまり、詐欺ツールの可能性が高いです。
加えて、一度として同じ相場の日がないのに、ずっと同じ設定で稼動させて勝率が上がるわけはありません。
定期的にメンテナンスする必要があります。
その点が大丈夫なのかも疑問です。
このように、有料ツールには不安要素が多くあるので、購入しないように注意する必要があります。
負け取引から学ぶ事
バイナリーオプションは、どんな凄腕トレーダーでも負ける事があります。
必ず負けるのですが、利益を出している凄腕トレーダーは確実に存在します。
つまり、トレードで負ける事と利益が出せないという事は比例しません。
大事になってくるのは、負け取引から学ぶ事です。
このように、負けた取引結果から、何が悪かったのかと考えて、次ぎの取引に活かす事が重要になってきます。
当然負け続けてしまえば利益を出す事は出来ませんが、多くのトレーダーは勝ったり負けたりを繰り返します。
勝ち負けの比率で、勝ちが多ければ問題ありません。
勝ちの比率を上げるには、〝テクニカル分析〟か〝ファンダメンタルズ分析〟のいずれかを覚える必要があります。
テクニカル分析
テクニカル分析は、為替相場の現在の値動きは、過去の値動きに類似するという特徴から、過去の値動きを視覚化させて取引を行う手法になります。
・移動平均線
・ボリジャーバンド
・MACD
・RSI
・トレンドライン
・水平線
テクニカル分析は多くの取引手法が存在します。
移動平均線を表示させて、ゴールデンクロス・デッドクロス・パーフェクトオーダーを狙った取引方法。
水平線を引いて、反発狙いの逆張り手法。
その他にも多くの手法が存在するので、自分に合ったテクニカル分析を覚えましょう
ファンダメンタルズ分析
ファンダメンタルズ分析は、国や企業の経済状況や、国の物価上昇率・財政収支・経済成長率・雇用者数をもとに、為替相場の値動きを予想し取引を行う手法になります。
主に株取引やFXで利用されて、中期間長期間の取引をするのに使用します。
バイナリーオプションでは使えないと思われがちですが、“指標スキャルピング”は有効です。
毎日各国の経済指標が発表されます。指標が発表されるタイミングは為替相場が瞬間的に大きく動きます。
バイナリーオプションは超短期取引になるので、経済指標を利用した指標スキャルピングは有効的なので、覚えておいて損はありません。
まとめ
今回は負け取引から学ぶ事についてという内容となっています。
本記事に辿り着いたという事は、貴方は現在勝率がよくない、もしくは負け越しているのではないでしょうか。
どんなに稼いでいるトレーダーでも、必ず負ける事だってあります。勝ちしかない人はいません。
ですが、負ける事が必ずしも悪い訳ではありません。
負ける事で、取引手法を見つめなおすキッカケになります。
何で負けたのかを考えて、次ぎ同じパターンの時に損失を出さない取引を行う事ができます。
負けた理由を理解して、次ぎの取引に同じ失敗をしない事が重要です。
負けたからと必要以上に悲観的にならずに、負け取引から学んで次ぎの取引に活かしましょう。
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