ハイローオーストラリアには大きく分けて4種類の取引方法が存在しています。
取引の際にこれらの特徴を理解して選んでいくことで、自分に合ったエントリーが可能となりますよ。
そこで今回はハイローオーストラリアの4種類の取引方法について基本情報、メリット、デメリット、向いている人を紹介していきます。
・ 自分に向いている取引タイプが知りたい
・ 初心者におすすめな取引タイプはどれ?
・ それぞれの取引ルールが知りたい
このような疑問が解決できるような内容となっています。
もっとバイナリーオプションの勝率を高めて、自分に合った取引タイプを選んでいきたいという方はぜひご覧ください。
・ 「HighLowかTurboか」「スプレッド取引か否か」で4パターンの取引タイプがある
・ 初心者はHighLow取引、Turbo取引がおすすめ
取引タイプ
ハイローオーストラリアでは以下の4つから取引タイプを選ぶことになります。
・ HighLow取引
・ Turbo取引
・ HighLowスプレッド取引
・ Turboスプレッド取引
共通しているのは、HighかLowでエントリーするという点です。
上がるか下がるかを判断するものの、細かなルールが異なってくるので注意しておきましょう。
主に変わるのは前述した「ルール内容」に加えて「取引時間」と「ペイアウト率」です。
それぞれタイプごとの解説で後述しています。
取引時間について
取引時間とは「何分後に判定するか」という判定時刻のことを指します。
取引タイプごとに取り扱っている取引時間が異なり、短めはTurbo・長めはHighLowと覚えておきましょう。
ハイローオーストラリアは最短30秒から最長1日までの取引を取り扱っています。
もし15分取引なら、営業時間のうち15分単位で取引することになります。
1時間取引なら、営業時間のうち1時間ごとに取引を判定されることになります。
取引タイプは都度選ぶ
なお取引タイプは毎回選択することになります。
ずっと同じ取引方法で取引しなければならないわけではありません。
自由度が高いメリットはありますが、自分が今何の取引タイプで取引をしているのか、混乱してしまう可能性もあるので都度確認しておきましょう。
ハイローオーストラリアでは、一度選択したチャートは横に並んで表示される機能があります。
取引タイプが混在している状態となり、チャートを切り替えると取引タイプも切り替わります。
そのため、さっきはTurbo取引をしていたからそのままと思っていたが、別のタイプだったということもありますので必ず注意深く確認をしておきましょう。
どの取引タイプを選んでいるかは、レートの右上のオプションという項目に「HighLow」などが表示されますので、そちらを確認すればOKです。
4種類の取引タイプ分類表
以下が取引タイプ4種類をまとめた表となっています。
難易度 | メリット | デメリット | 向いている人 | |
HighLow | 低め~やや低め | テクニカル分析しやすい | ペイアウト率が最も低い | テクニカル分析したい人 ギリギリまで様子見したい人 |
Turbo | 低め~やや低め | すぐに結果が分かる 自分のタイミングで取引できる |
テクニカル分析しにくい 銘柄数は少なめ |
資金効率と難易度のバランス重視派 |
HighLowスプレッド | やや高め | スプレッド取引の中では取引しやすい | 単純なHighLow判断ではない | スプレッド取引に挑戦したい人 |
Turboスプレッド | 高い | 資金効率が最も良い | 銘柄選びなど知識が必要 銘柄数は少なめ |
資金効率を上げたい上級者 |
それぞれ詳しく紹介していきます。
HighLow(ハイロー)取引
HighLow取引は、15分以上の取引を指しています。
自分がエントリーした時点の価格を起点として、判定時刻が来たときに現在価格は上か下を判断していきます。
画面上の縦線が自分の選択した時間軸の判定タイミングとなるので、ギリギリまで待って1分前にエントリーしても問題ありません。
もし締切に間に合わなければ、次の判定時間の枠にエントリーすることになります。
取引時間とペイアウト率は以下の通りです。
取引時間 | 15分、1時間、1日 |
ペイアウト率 | 1.85倍 ~ 1.95倍 |
比較的ハイローオーストラリアの中では低めのレイアウト率となっています。
向いている人
向いている人は取引時間を長めに取りたい人です。
判定時刻が短すぎると何回もエントリーしたくなりますし、慣れないうちは焦ってしまうことも考えられるでしょう。
そのため、ゆったりと余裕を持って取引したい人はHighLowから始めることになるのではないでしょうか?
またテクニカル分析などは時間軸がある程度長い方が使いやすいことが多いので、テクニカル分析を活用したい方は15分取引などが主戦場となるでしょう。
Turbo(ターボ)取引
Turbo取引は、HighLow取引よりも判定時間が短いものを取り扱っています。
ルールは同じで、エントリー価格より判定時刻での価格が高ければHigh、低ければLowでエントリーします。
HighLow取引はこの時間までという締切がありましたが、Turbo取引は自分のタイミングで始められるので締切はありません。
引き分けなら負け判定となるので注意しておきましょう。
取引時間とペイアウト率は以下の通りです。
取引時間 | 30秒、1分、3分、5分 |
ペイアウト率 | 1.85倍 ~ 2.00倍 |
HighLowよりも時間が短い取引を取り扱っており、ペイアウト率も高くなっています。
そのため資金効率が上がりますが、30秒取引などは焦って取引しやすく冷静になりづらいというデメリットもあります。
向いている人
「焦っても問題ない人」や「スピード感を持って取引したい人」、「あまり取引時間を設けたくない人」などは取引に向いているといえるでしょう。
また後述するスプレッド取引よりも難易度が低くなっているので、資金効率と難易度のバランスを取りたい方にもぴったりの取引タイプです。
HighLow(ハイロー)スプレッド取引
HighLowスプレッド取引は、前述したHighLow取引にスプレッドが導入される取引となります。
こちらの取引では、スプレッドというある一定の範囲が通貨ごとに設けられています。
その範囲を上に越えるか、下に越えるかを判断していくことになるのです。
ちなみにこの範囲を超えなければ、どちらにエントリーしていても「負け」と判断されますので注意しておきましょう。
・ 〇円~〇円の範囲よりも上なら「High」、下なら「Low」の勝ち
・ 〇円~〇円の範囲内はどちらも負け(運営側の勝ち)
取引時間とペイアウト率は以下の通りです。
取引時間 | 15分、1時間、1日 |
ペイアウト率 | 2.00倍 |
前述したHighLow取引とTurbo取引よりも、ペイアウト率が高いという強みがあります。
またHighLow取引と同じように15分以上が対象であり「判定時刻は長い = 猶予が長い」ということになるので、後述するTurboスプレッド取引よりもスプレッド外に出る確率が相対的に高くなります。
ただスプレッド取引は「範囲外に出るのか、そして上か下のどちらに出るのか」という2種類の判断をしなければなりません。
範囲内や同値終わりは負けとなりますので、少々難易度は高めに設定されています。
向いている人
向いている人はある程度慣れてきてスプレッド取引に挑戦したい人や、資金効率をもっと上げていきたい人がおすすめです。
Turbo(ターボ)スプレッド取引
Turboスプレッド取引は、判定時間が短いTurbo取引のスプレッドバージョンです。
こちらも前述したHighLowスプレッド取引と一緒で、スプレッドという価格の範囲が定められています。
そのため、この範囲よりも上か下か、というルールで判断していかなければなりません。
取引時間とペイアウト率は以下の通りです。
取引時間 | 30秒、1分、3分、5分 |
ペイアウト率 | 2.00倍 ~ 2.30倍 |
4タイプの中で最もペイアウト率が高く、結果が分かるのが早いというメリットがあります。
そのため資金効率面でいえば最強です。
ただしスプレッド取引になるので、ある程度の経験と知識が必要になります。
さらに時間軸が短くなることで、時間内にスプレッド外に出るような銘柄を選ぶことが求められるため、一筋縄ではいきません。
向いている人
上手く動きが出ているタイミングでは、利益を積み上げやすくなります。
そのため、バイナリーオプション上級者や相場の流れが読めるようになってきた人におすすめです。
HighLow(ハイロー)とTurbo(ターボ)の違い
ハイローオーストラリアでは判定時刻は長いか、スプレッドがあるかどうかで4種類に分けられています。
判定時間が長め | 判定時間が短い | |
スプレッドなし | HighLow取引 | Turbo取引 |
スプレッドあり | HighLowスプレッド取引 | Turboスプレッド取引 |
この判定時間が短いか長いかが、HighLow取引とTurbo取引の主な違いです。
他にもエントリータイミングと転売機能の有無が挙げられます。
エントリータイミング
時間軸に関しては、15分以上がHighLow取引、30秒~5分など非常に短い時間等がTurbo取引となります。
さらにこれらはエントリー締切の有無で区別ができます。
・ HighLow取引:締切あり、過ぎれば次の締切までにエントリー
・ Turbo取引:締切なし、いつでもOK
例えば15分取引のHighLow取引は、「16:05」「16:20」など15分単位で締切が設定されています。
ここで16:05までのエントリーに参加するなら「16:04」までにエントリーしなければなりません。
一方Turbo取引は「自分がクリックした時点から〇分後に判定する」という考え方になります。
そのため、自分が「16:05」を判定時刻にしたいのであれば、3分取引は「16:02」、5分取引は「16:00」など自分の選んだ取引時間に応じて調整することになります。
HighLow取引:ギリギリまで様子見したい
Turbo取引:エントリータイミングを選びたい
転売機能
HighLow取引では全て転売機能が使えますが、Turbo取引は一部取引において転売機能が使えません。
エントリーした後でやっぱりキャンセルしたいというときに、ハイローオーストラリアでは転売機能を使って取引をキャンセルできます。
ただし全額ではなく半額程度しか返金されないものの、負けて全額没収されるよりお得になります。
以下の例は利益が出ている状態で転売機能を使う場合の画面です。
Highエントリーをして想定通りに上に行っているので、判定時刻まで待てば1,800円が獲得できます。
しかし、判定時刻では下落する可能性もありますよね。
そこで転売機能を使えば、1,419円と受け取れる額を下げつつも確実に利益を確保することができます。
自分の資金を守れるバイナリーオプションならではの手法となっています。
以下が、転売機能の使用可否をまとめた表です。
取引タイプ | 時間 | 使用可否 |
HighLow取引 | 15分 | 可 |
1時間 | 可 | |
1日 | 可 | |
Turbo取引 | 30秒 | 不可 |
1分 | 不可 | |
3分 | 可 | |
5分 | 可 |
30秒や1分取引では使うことができません。
その他のエントリーでは転売機能が使えますが、判定時刻1分前になると転売機能が使えなくなるので注意をしておきましょう。
転売攻略法は以下の記事で詳しく紹介しています。
初心者におすすめな取引タイプ
最も初心者におすすめなのがTurbo取引になります。
短い時間で結果が分かる上に、エントリー締切がないため自分の好きなタイミングで始めることができます。
さらにペイアウト率もやや高めなので、1番バランスが取れている取引といえるでしょう。
取引したい銘柄がなかったり、もっとテクニカル分析を重視したい方がHighLow取引もおすすめですよ。
慣れるまでは、エントリー締切ギリギリまで粘って方向性を判断するような手法もおすすめです。
初心者におすすめできない取引タイプ
初心者におすすめできないのはHighLowスプレッド取引、Turboスプレッド取引の2つです。
スプレッド取引になると、ある程度の知識と経験が求められます。
高いペイアウト率は魅力的ですが、それ相応の知識がないと勝ちを積み重ねていくのは難しくなります。
最初から挑戦するのはあまりおすすめできません。
反対に上級者であれば資金効率が1番良くなるので、有効活用しつつ資産を増やしてみてはいかがでしょうか。
まとめ
今回はハイローオーストラリアで遊べる4タイプの取引方法について、それぞれの特徴などを紹介していきました。
初心者はTurbo取引で短い時間軸で取引して、テクニカル分析を活用してHighLow取引へ挑戦してみましょう。
HighLow取引の際には、ギリギリまで待ってエントリーしたり、転売機能を使ったりして様々な練習をしておくのをおすすめします。
それぞれの特徴や向いている人を理解し、今の自分に合う取引を選んでみてくださいね。