「バイナリーオプションで勝てない」
「バイナリーオプションって本当に稼げるの?」
「予想のやり方がわからない」
「根拠のある取引がしたい」
バイナリーオプション初心者が稼げない状態に陥る一番の原因は、予想が立てられず稼げないという理由になります。
ですが、バイナリーオプションをはじめたての初心者でも利益を出す手法はいくらでもあります。
今回はその中でも、ツール不要でネットの情報だけで予想可能な手法“指標スキャルピング(指標スキャル)”のやり方を実践をしてご紹介します。
指標スキャルピング(指標スキャル)とは
指標スキャルピング(以降指標スキャル呼称)は、平日に発表されている各国の経済状況を数値化した「経済指標」に対して予想を行い取引をしていく手法になります。
(引用元:https://fx.minkabu.jp/indicators)
多くのトレーダーが経済指標のタイミングで取引を行うので、発表結果次第では為替チャートに大きな影響を与えます。
例をあげます。
「アメリカ政策金利発表」という経済指標があるのですが、GDP世界一位の経済大国アメリカの利上げは、世界中のトレーダーが注目しています。
仮に利上げを発表した場合、市場予想よりポジティブだった場合、米ドルにとって買い材料になりドル円チャートは上昇していきます。
このように予想を立てて取引をしていくのが“指標スキャル”です。
加えて、経済指標は紐づいているので、関連する経済指標から予想を立てることが可能です。
例えば、前述した政策金利の発表で利上げが発表された場合、支払い利息が増えて企業の減収につながります。つまり、企業関連の経済指標の発表は悪くなってしまう傾向にあります。
このように、1つの経済指標の発表結果から別の経済指標の発表結果をあらかじめ予想することが可能です。
指標スキャルピング(指標スキャル)やり方
指標スキャルピングのやり方は大きく分けて2つです。
・経済指標の発表内容をあらかじめ予想し、取引をする方法
・経済指標の発表後に、トレンド方向に取引をする方法
今回利用していくのは、経済指標の発表内容をあらかじめ予想して取引をする方法になります。
さらに、今回はthe option(ザ オプション)という海外バイナリーオプション業者で実践していきたいと思います。
こちらの手法は、以前にもハイローオーストラリアで行っているので、合わせてみていただけたら幸いです。
予想の立て方は至ってシンプルです。
②決めた経済指標の「過去発表」「市場予想」を確認する
③市場予想を精査するために、決めた経済指標の関連経済指標を確認する
④予想を確定する
⑤経済指標発表時間に取引を行う
⑥実際に発表された結果を確認する
具体的に解説していきます。
①予想を立てる経済指標を決める
まずは、予想を立てる経済指標を選びましょう。
(引用元:Google)
経済指標は、ネットで「経済指標」で検索するだけでHITします。
複数のサイトが検索でてくるのですが、どのサイトでも「⭐︎」や「アルファベット」で“チャートに与える影響力”を表記しています。
チャートに与える影響力が大きいほど、勝ち負けがはっきりします。影響力が小さいほど、勝ち負けが曖昧になる傾向があります。
経済指標は世界情勢に大きく左右されるので、今の情勢でわかりやすい経済指標を選択すると予想が立てやすいです。
今回は、毎月第一金曜に発表される「アメリカ雇用統計(1月)」の予想を立てていきます。
②決めた経済指標の「過去発表」「市場予想」を確認する
今回は「アメリカ雇用統計(1月)」の予想を立てていきます。
経済指標の予想を立てていくうえでまずやるべきことは、”過去の発表結果”と”市場予想”の確認です。
前回発表:22.3万人
市場予想:19.0万人
今回発表:-
(引用元:https://fx.minkabu.jp/indicators)
アメリカ雇用統計(1月)の過去発表と市場予想を見ると、「アメリカの雇用者数は減っている」という見解になります。
過去発表より今回発表の数値が悪かった場合は、ドルにとって悪い材料となり、ドル円チャートは下がっていきます。
では、本当に市場予想通りになりそうなのか、アメリカ雇用統計に関連している先行発表の結果を確認していきましょう。
③市場予想を精査するために、決めた経済指標の関連経済指標を確認する
市場予想では、今回のアメリカ雇用統計はネガティブでドルにとって悪い材料になるという見込みでした。
本当に市場予想どおりになりそうなのかを、先行発表を確認してみましょう。
アメリカ雇用統計に関連する先行発表は大きく分けて4つです。
・失業保険申請件数(4週)
・ISM製造業雇用指数
・ISM非製造業雇用指数
上記4つの経済指標はいずれも、アメリカの雇用者数に大きく関連しているものになります。
早速確認していきましょう。
・ADP雇用統計
(引用元:https://jp.investing.com/economic-calendar/)
・失業保険申請件数(4週)
(引用元:https://jp.investing.com/economic-calendar/)
・ISM製造業雇用指数
(引用元:https://jp.investing.com/economic-calendar/)
ISM非製造業雇用指数に関しては、まだ発表はされておりませんでした。
次は実際に予想を立てていきましょう。
④予想を確定する
先行発表の結果を確認すると、ADP雇用統計だけかなり悪い数値が発表されているのが分かります。
ですが、その他の失業保険申請件数は1月の4週すべてポジティブで、ISM製造業雇用指数もポジティブです。
この情報から、「今回発表されるアメリカ雇用統計は、ADP雇用統計が悪かったことから過去発表よりは悪いかも知れないが、市場予想ほど悪くならないのではないか」という予想が可能です。
今回発表されるアメリカ雇用統計の結果が、市場予想より良かった場合、チャートは上昇していく傾向にあるので、今回の予想はドル円チャートHighでエントリーを行います。
こんな形で予想を立ててみましょう。
⑤経済指標発表時間に取引を行う
では実際に予想した通りエントリーしていきましょう。
今回取引に使用する業者はthe option(ザ オプション)になります。
ハイローオーストラリアに次ぐ人気の高い海外バイナリーオプション業者で、ライセンスを所持しているうえに資金の分離管理をしている安全面に信頼のおける業者です。
では早速予想通りに取引した結果をご覧ください。
まずは、アメリカ雇用統計が発表される前にエントリーをしておきます。
今回は「短期5分」になります。
ここで重要なのが、発表前にエントリーをして発表後に取引が終了になるように時間とエントリーポジションの調整を行うということです。
取引結果を見ると、チャートが発表時刻の22時30分ぴったりから急上昇しているのがわかるかと思います。
つまり、予想は的中したということです。
⑥実際に発表された結果を確認する
最後に実際の発表結果を確認しましょう。
前回発表:22.3万人(26.0万人)
市場予想:19.0万人
今回発表:51.7万人
実際の発表結果は過去発表と市場予想を遥かに上回った数値になっていて、ドル買いの材料となり、ドル円チャートが上昇していきました。
予想とは少しずれてしまったのですが、ドルにとってポジティブという予想自体は的中していましたね。
この確認作業は本当に重要で、自分がなんで勝ったのか、なぜ負けてしまったのかを把握していないと、正確な予想と今後の取引に結びつきません。
勝ったから何でもいいやと思わずに、発表結果の確認は必ず行うようにしましょう。
まとめ
今回ご紹介した指標スキャルをご覧いただくと、“ツールを一切使用していない”というのがわかるかと思います。
バイナリーオプション初心者は、適当に取引をして勝てなかった場合、怪しい情報商材や詐欺まがいの有料ツールに手を出してしまいがちです。
ですが、ツールを使わずにバイナリーオプションで稼ぐ方法は存在します。
稼いでいる人の多くは“裁量トレード”です。自分で予想をして取引できるようにならないと、稼ぐことができません。なので必ず裁量トレードを覚えましょう。
また、今回利用したthe option(ザ オプション)のように、優良な海外バイナリーオプション業者を利用しないとバイナリーオプションで稼ぐことができません。
当サイトでも、多くの優良バイナリーオプション業者を紹介しているので参考にしてみてはいかがでしょうか。