バイナリーオプションはFXと同様に、為替相場取引です。
バイナリーオプションで勝てば利益を獲得する事ができ、負ければ投資した金額は没収となり損失です。
コロナ禍で、給料が減ったり仕事を失ってしまった人が多い中で、在宅ワークやテレワークのすきま時間にバイナリーオプションで取引する人もいます。
ですが、バイナリーオプションをスタートしたばかりの初心者は、ネットで目にした「勝率90%以上」といったツールを購入してしまったり、バイナリー女子のレクチャー勧誘からツールをすすめられて購入してしまいがちです。
ツールを利用しても、バイナリーオプションで勝つ事が出来ないので、はっきり言って損をしてしまいます。
ツールを使わずに勝つには、“裁量トレード(自分で予想して取引を行う)”をする必要があります。
そこで今回は、なんでツールを使っても勝てないのか、ツールを使わずに勝つにはどうしたらいいのかという点を掘り下げていきます。
バイナリーオプション ツールとは
バイナリーオプションは為替相場取引の1つで、FXと同様にツールを利用して取引する事ができます。
ツールは大きく分けて「有料ツール」「無料ツール」の2つになるのですが、有料ツールの方は勝てない詐欺ツールが存在します。
有料ツールとは
有料ツールは主に、「サインツール」「シグナル配信ツール」「自動売買ソフト」のユーザーサポートを目的としたソフトウェアが主流です。
自動で取引をしてくれたり、エントリーポイントの指示が表示されたりと、一見便利にみえますがネット上で販売されている有料ツールには勝てない詐欺ツールが大半です。
無料ツールとは
無料ツールはユーザー補助をするソフトウェアという点では同じですが、有料ツールと違い、利用者に代わって直接取引をする事はありません。
多くのトレーダーはMT4(MT5)といった無料ツールを利用しています。
無料なので、自動で取引といった事は出来ないのですが、チャートをローソク足表記にしたり、補助線を引いたり、インジケーターを表示して取引のサポートが可能となっています。
トレーダーで使っていない人はいないといっても過言ではないほど、FXやバイナリートレーダーが利用しています。
有料ツール 勝てない理由
冒頭でも説明しましたが、有料ツールを利用しても勝つ事はできません。
その理由を説明していきます。
設定が開示されていない
バイナリーオプション有料ツールの多くが、どういう理由でエントリーポイントを提示するのか、ツールの設定の開示をしていません。
・シグナル配信の場合は、シグナルが出たらただエントリーするだけ。
・ツール販売者に聞いても設定は教えてもらえない。
そんな事が多々あります。
どのような設定でどのような理由で取引するのかが分からないツールに頼るのは、ギャンブルトレードと変わりません。
同じ設定で利用し続ける
為替チャートは常に変動しています。
常に変動しているチャートに対して、同じ設定のツールで取引していても勝てる訳がありません。
有料ツールを使って取引をして、勝てていたとしても一時的な利益にしかなりません。
高い勝率で宣伝されている
販売されているツールの宣伝の多くは、かなり高い勝率で宣伝しています。
ですが、そのほとんどが嘘の勝率です。
例えば、勝率90%のツールがあったとします。ですが、シンプルに考えて勝率90%のツールが本当だった場合当然ツール使用者は利益を出し続けるので為替相場取引が成立しません。
現在も為替相場取引が続いているという事は、勝率90%のツールという事が嘘という事です。
有料ツールを使わずに勝つ方法
有料ツールでも勝てない理由を説明したのですが、勝つために必要なのはツールではなく“裁量トレード(手法)”です。
何の根拠もなく運に任せた取引をしていると、勝てたとしても一時的で、確率が収束して結果として損失が膨らみます。
バイナリーオプションで大事なのは、業者選びよりも裁量トレードを覚える事です。
そこで今回は初心者でも比較的簡単に予想ができて、尚且つツールも必要として裁量トレードを解説していきます。
指標スキャル(指標スキャルピング)とは
指標スキャルは、経済指標発表のタイミングで取引を行っていく手法です。
(画像引用元:https://fx.minkabu.jp/indicators)
経済指標は、平日毎日発表される各国の経済状況を数値化したものです。
経済指標は前月比前年比が発表されて、前月前年よりも当月の発表結果がよかったのか悪かったのかによって、為替相場への影響が変わってきます。
発表される経済指標によっては、為替相場に大きな影響を与えます。
経済指標発表のタイミングで、あらかじめ発表結果を予想して、取引を行っていくのが指標スキャルです。
取引する経済指標 アメリカ雇用統計6月
今回実際に指標スキャルを行う経済指標は“アメリカ雇用統計6月”です。
過去にも複数回アメリカ雇用統計で取引を行っているので、ご覧いただけたら幸いです。
アメリカ雇用統計は、アメリカの労働省が発表する、農業部門を除いた雇用者数の増減です。
前月よりも雇用者数が増えていたら、ドル買い(チャートが上昇)傾向になり、前月よりも雇用者数が減っていた場合、ドル売り(チャートが下降)傾向です。
アメリカ雇用統計6月 予想
アメリカ雇用統計6月の発表結果は、上昇するのではないかと予想します。
つまり、6月は5月よりも雇用者数が増えているという予想です。
理由は、アメリカ雇用統計(NFP)の先行発表と言われているADP雇用統計の発表結果で、雇用者数が増加していたからです。
市場予想:60.0万人
今回発表:69.2万人
前回発表よりは悪かったものの、市場予想よりも雇用者数は増加していた事から、雇用統計(NFP)も市場予想よりも雇用者数が増えてチャートが上昇するのではないかと予想しました。
それでは早速取引した結果をご覧いただけたらと思います。
アメリカ雇用統計6月 取引結果
今回はfxbinaryで取引を行いました。チャートは予想通り上昇して、エントリーヵ所すべて利益になりました。(連続で取引をしたので表示バグが起きてしまいましたが、取引結果でみるとすべて利益になっています)
経済大国アメリカの雇用者数の増減は、世界中のトレーダーが注目しており、為替相場に大きな影響を与えているのが分かるかと思います。
それでは発表結果はどうだったのかみていきましょう。
アメリカ雇用統計6月 発表結果
市場予想:70.0万人
今回発表:85.0万人
発表結果をみてみると、前回発表と市場予想を上回って雇用者数が増えていました。
予想通りの発表結果になりました。
まとめ
今回は、有料ツールでは勝てない理由とバイナリーオプション初心者でも、ツールを使わずに取引をする手法をご紹介させて頂きました。
指標スキャルは、記事でもご紹介した通り、webサイトを確認するだけで、ツールを使わずに予想して取引をする事ができます。
初心者でも比較的簡単に根拠のある予想を立てる事が可能なので活用してみてはいかがでしょうか。
ネット上で販売されている、高い勝率の怪しいツールや、バイナリー女子が販売する詐欺ツールに頼る事なく、裁量トレードで利益を出していきましょう。
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