バイナリーアクションを始めたいと思う方は少なくありません。
ただ以下の疑問を持つ方は少なくないのではないでしょうか。
・ バイナリーオプションってどうやって始めるの?
・ 始める前に知っておくべきポイントはなに?
・ 効率の良い進め方や勉強方法が知りたい
そこで本記事では、バイナリーオプションのやり方についてわかりやすく初心者向けに紹介していきます。
・ 効率の良いバイナリーオプションの進め方
・ 取引で気をつけるべきポイント、基本知識
・ 勉強方法とおすすめできない勉強方法
上記のような内容を知りたい方はぜひ最後までご覧ください。
この記事を読めばオプションを始める上での流れを網羅できますよ。
バイナリーオプションとは
バイナリーオプションはエントリー価格が判定時刻の価格より上か、下かを判断する取引です。
たとえば、14時35分に1ドル130円のタイミングで14時45分の判定時刻で130円以上になっていると予想(High)して、エントリーしたとしましょう。
14時45分のタイミングで1ドル150円になっていれば勝ちとなり、利益が上乗せされた状態でキャッシュバックされます。
反対に1ドル120円に下がっていれば予想は外れているので、掛け金は没収されるのがバイナリーオプションです。
バイナリーオプションのやり方
バイナリーオプションのやり方は、以下の通りです。
STEP1:バイナリーオプション業者を選ぶ
STEP2:取引時間、通貨ペアを選ぶ
STEP3:掛け金を調整する
STEP4:HIGHかLOWを選ぶ
STEP5:判定時刻が来るまで待つ
それぞれ紹介していきます。
STEP1:バイナリーオプション業者を選ぶ
まずはバイナリーオプションを始める際に、バイナリーオプション業者を選ばなければなりません。
どの業者を選ぶか迷ってしまう方は、有名業者から登録すると良いでしょう。
国内業者と海外業者が存在していますが、それぞれ法律と規制が異なるので個々人の好みで判断して問題ありません。
ただ国内業者の場合は、1回に2時間しかエントリーできずに利益も一定額しか得られないという制約が付いています。
そのため「自由に取引したい」「バイナリーオプションの強みを活かしたい」という方は海外業者を選ぶことをおすすめします。
海外業者と国内業者の違いはこちらの記事で紹介しています。
海外業者で初心者におすすめなのはハイローオーストラリアです。
最も知名度が高く利用者数も多い上に、勝利時に払い戻される金額も高めに設定されていますよ。
STEP2:取引時間、通貨ペアを選ぶ
次に取引する時間軸と通貨ペアを選びましょう。
最も短くて30秒、長くて1日程度の取引時間から選んでいきます。
最初は15分か1時間の判定時刻を選ぶのがおすすめです。
長すぎても時間がかかりすぎますし、短すぎると初心者の場合は予測が難しくなってしまいます。
そして、取引したい通貨ペアを選んでいきましょう。
通貨ペアの選び方に関しては、動きが安定しているメジャーな通貨であるドル円やユーロ円がおすすめです。
通貨ペアについてはこちらの記事で紹介しているので、ぜひ自分に合った銘柄を選んでみてください。
STEP3:掛け金を調整する
次に1回の取引にかける金額を調整しましょう。
業者によって1回の最低取引金額が500円〜1,000円程度ですので、最初は少額から始めることをおすすめします。
慣れてくれば、チャンスのタイミングで掛け金を増やしたり、普段の掛け金をその日の相場状況を見て調整したりするなど資金管理を行っていきましょう。
STEP4:HIGHかLOWを選ぶ
掛け金を選べれば、いよいよエントリーです。
エントリーには「High」または「Low」のボタンを押し、「エントリー」をクリックすればエントリー可能です。
・ エントリー金額より判定時刻の方が上がる = Highエントリー
・ エントリー金額より判定時刻の方が下がる = Lowエントリー
もし間違ってエントリーしてしまった場合、取り消すことはできません。
しかし海外業者のみにある「転売機能」を使えば、一部をキャッシュバックしてもらえますよ。
STEP5:判定時刻が来るまで待つ
エントリー後、判定時刻が来るまで待つのみです。
判定時刻になったタイミングで自動的に決済が行われ、勝てば自動的に利益が口座に追加され、負ければそのまま没収されて終了です。
自分自身が判定時刻に操作しなければならないわけではないので、忙しい人でもエントリーしやすいのはバイナリーオプションの魅力ともいえますね。
バイナリーオプションをやる上で知っておくべきこと
バイナリーアクションをやる上で、知っておくべき基礎知識をいくつか紹介していきます。
判定時刻
バイナリーオプションでは30秒から24時間までの判定時刻が設定されています。
15分取引なら13時・13時15分・13時30分、30分取引なら13時・13時30分・14時というようにそれぞれ判定時刻によってあらかじめ決済タイミングが設定されています。
たとえば13時15分・13時30分で判定時刻がくる15分取引の場合、13時10分にエントリーすれば13時15分の価格、13時16分にエントリーすれば13時30分の価格で比較されますよ。
決済タイミングにチャート画面が見れなくとも、自動的に決済が行われていますので、ウォレットの残高や履歴を確認すればわかります。
ペイアウト率
ペイアウト率は予想が当たった時に、いくらキャッシュバックされるかを示した数値です。
この数値が高ければ高いほど、勝利時の利益が多くなりますよ。
業者や通貨ペア、時間軸によって変わってくるので、注意をしておきましょう。
業者に関してはハイローオーストラリアなど全体的にペイアウト率の高い業者がおすすめです。
1.80倍など低めの業者もある中で「1.90倍〜2.30倍」がスタンダードなので、同じ勝率でも利益額に差をつけることが可能です。
HighLow取引とHighLowスプレッド取引
これらの取引は時間軸が15分〜24時間の長めの取引を指します。
HighLow取引はエントリー価格が判定時刻よりも高いか低いかを判断する取引で、スプレッド取引はあらかじめ設定された範囲の上に行くか下に行くかを予測する取引です。
範囲内にとどまってしまうと負け判定となるので、やや難易度は高めですよ。
そのためスプレッド取引の方がペイアウト率が高めになっています。
Turbo取引とTurboスプレッド取引
これらの取引は、時間軸が30秒から10分など短めの取引のことを指しています。
短めの取引ゆえに予測にコツがいるので、難易度が高くなりTurbo取引は2.0倍、Turboスプレッド取引は2.3倍などペイアウト率も高めに設定されています。
HighLow取引と同様でTurbo取引は上か下かを判断する取引で、スプレッド取引はこちらも範囲の外に出るかどうかを判断します。
ちなみに値動きが小さい通貨でスプレッド取引をしてしまうと範囲を抜けきれず負けてしまうので、相場の値動きが大きめの通貨ペアがスプレッド取引に適していますよ。
詳しい取引方法については以下の記事で解説しています。
効率の良い進め方
バイナリーオプションの基礎知識がわかれば、効率の良い進め方を知っておきましょう。
最初はデモトレードから
最初からリアルマネーを入れて取引する必要はありません。
優良業者であればデモトレードを完備しており、資金を入金しなくとも実際の取引で使うレートを使って練習ができます。
デモトレードでまずはバイナリーオプションに慣れることを最優先にしましょう。
操作や取引方法は慣れればかなりシンプルでわかりやすいものの、最初は戸惑ってしまう方もいらっしゃるかもしれません。
最初、慣れない中リアルマネーで取引をして損するのは勿体ないので、まずは無料でデモトレードを活用して練習しましょう。
デモトレードに慣れれば勉強開始
デモトレードで操作方法を学び、しっかりと戦略を立ててエントリーできるように勉強していきましょう。
なぜエントリーするのか、を説明できるまで練習しておくのがおすすめです。
勉強方法については後述しているので、ぜひ自分に合った戦略を探してみてくださいね。
リアルマネーで取引
デモトレードに慣れて自分の戦略も確立できれば、リアルマネー取引を開始しましょう。
入金し、デモトレード同様掛け金をかけていきます。
ただリアルマネーで取引の取引で気をつけるべきポイントはいくつか存在しているので、後述するポイントを抑えて取引してくださいね。
なかなか勝てない場合は、再度デモトレードを使って勉強をし直しましょう。
リアルマネーでの取引で気をつけるポイント
リアルマネーで取引する際に気をつけるべきポイントは主に以下の2つです。
分散取引の徹底
投資の基本はリスクを分散することです。
バイナリーオプションでもリスク分散をして取引することができるので、なるべく分散取引を行うようにしましょう。
具体的には銘柄を分散したり、時間帯を変えたりするのが有効です。
どの時間帯に取引すれば良いか迷っている方は、こちらの記事で紹介しているので取引リスクを分散するようにしましょう。
入出金方法・最低入出金額の確認
特にリアルマネー取引の際には、入出金について確認をしておきましょう。
バイナリーオプションの入金は「電子ウォレット」「銀行振込」「仮想通貨」など様々なものから選べます。
ただし入金方法と出金方法は同じ方法を選ばなければならないので、出金時を逆算して選ぶことをおすすめします。
また最低入出金額を確認しておかなければなりません。
ハイローオーストラリアの場合は、入出金はいずれも5,000円からです。
最低金額以下を操作しようとするとキャンセルされてしまうので、注意してください。
勉強方法
バイナリーオプションで勉強する際のポイントを、主に3つ紹介していきます。
チャートの読み方を知る
投資においてチャートから情報を読み取ることが大切です。
そのため、まずはそのチャートが何を意味しているのかを確認しましょう。
具体的にはチャートを構成するローソク足について知っておくことで、現在の相場は上昇傾向なのかなどを把握することができます。
そしてエントリータイミングも判断しやすくなりますよ。
トレンドの判断方法を知る
相場が上昇しているのか、下落しているのかなど相場の方向性のことを指す「トレンド」の判断方法を学びましょう。
相場がどの方向に向かっているのかに関しては、移動平均線・MACDについて知ることで判断できますよ。
実際の取引を反省・改善する
知識をインプットすることも重要ですが、自分自身の取引の反省と改善を行うことも重要な勉強方法です。
エントリーする度に、以下のポイントをメモしておきましょう。
・ エントリー理由、時間
・ エントリー結果
・ 反省点
必ず反省をして、自身の戦略をブラッシュアップしていきましょう。
バイナリーオプションはチャートがすぐ進んでしまってどこでエントリーした日が分かりづらくなってしまいます。
そんな時には、スクリーンショットなどで画面を保存しておいてくださいね。
やってはいけない勉強法
反対にやってはいけない勉強法もいくつか紹介していきます。
案外やりがちなものも多いので、なるべく避けておくようにしましょう。
聖杯を探す
「これをやれば確実に勝てる」という方法を探すのは、やってはいけない勉強法です。
絶対に勝てる方法を探す気持ちはわかりますが、相場は移り変わっていくものでその時々で適切な戦略は変わります。
プロトレーダーも全員が同じ手法を使っているわけではなく、基本的な手法を組み合わせつつ自分なりのトレード戦略を練っているからこそ勝ち続けることができているのです。
そのため、基本的な手法をいくつも学んで組み合わせながら勉強するようにしましょう。
無理に取引してとにかく経験値を増やす
「自分は経験値が足りないので、実践あるのみ」と考え、勝てないとわかっているのに取引してしまうのはやってはいけない勉強法です。
どのタイミングでも勝てるようにするのは大切ですが、自分と相性の合わない相場はスキップすることが大切です。
エントリー自体は義務ではなく自由なので、無理に取引をして実践経験を積む必要はありません。
相性の悪い相場はデモトレードに切り替えて、経験値を増やしていきましょう。
ツールに取引判断を任せる勉強
ツールに取引判断を任せるような勉強方法はやめましょう。
自動売買ツールなどを使って取引するような、自分で投資判断を行わない勉強法はトレード技術向上にはつながりにくいです。
頼りすぎると自動売買ツールなどが勝てなくなった時に稼げなくなってしまいますよね。
そのため「自分で考えない」というツールは避けて、自力での取引を前提として勉強を進めるのが大切です。
自分のスキルを高めておけば、予測不能な相場が来ても適切に対応ができますよ。
まとめ
バイナリーオプションを始めたい方はデモトレードから始めて、勉強を重ねるようにしましょう。
最終的に慣れてきたらリアルマネーで取引するのが王道の進め方となります。
リアルマネーで取引する際には銘柄や時間帯を変えて分散投資を徹底し、自身の使いたい入出金方法を確認しておくことが大切です。
バイナリーオプションを勉強する際にはチャートやトレンドについて勉強し、実際の取引を振り返る時間を確保することで、より効果的に勉強を進めることができますよ。