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アメリカ雇用統計でドル円大荒れ? 見解と実際のチャートの動き

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アメリカ雇用統計は毎月第一金曜にアメリカ労働省が発表する経済指標になります。

 

経済大国アメリカの労働者数がどうなっているのかは多くのトレーダーが注目して売買を行います。
その為、アメリカ雇用統計が発表されるタイミングでは為替チャートが大きく変動します。

そんな世界中が注目している経済指標はどんな展開になるのか、実際の発表結果とチャートの動きを確認していきましょう。

 

雇用統計関連ニュース/先行発表

アメリカ雇用統計は為替チャートに大きな影響を与える経済指標なので、関連するニュースや経済指標に注目をしておく必要があります。

注目すべき点

・金融政策(政策金利)

・雇用関係のニュース

・雇用統計の先行発表と言われている経済指標

為替相場は色んな影響を受けて変動していくので、多くの情報を仕入れて予想をしていくのが重要となります。

注目する点について詳しく解説をしていきます。

 

金融政策(政策金利)FRB(米連邦準備制度理事会)の影響にてついて

雇用統計と金融政策は深い関係にあります。

景気がいいと政策金利を引き上げ、景気が悪いと政策金利を引き下げる傾向にあります。

つまり、引き上げが行われた場合は市場金利が上がるので「高い金利のドルを買いたい」となり、ドル買い傾向になり、引き下げが行われると「低い金利のドルを手放したい」とドル売り傾向になるという事です。

例えば、2022年12月はインフレ抑止の為に早い段階で引き上げました。つまりドル買い傾向にもっていこうという政策をとった形になります。

こういったニュースも為替相場及び雇用統計に影響を与えていくのでチェックが必要です。

 

雇用関係のニュース

アメリカ雇用関係のニュースも当然ながら雇用統計に影響するので、逃さずチェックしましょう。

例えば、日本でも耳にした事がある求人情報のIndeed(インディード)は3月22日に従業員全体の15%にあたる2200人を削減する方針にしたとニュースになりました。

今後雇用者数が減ってしまうのではないかという見方が出来ます。
加えて、JOLT求人件数(求人件数が多いと人手不足、求人件数が減っていると雇用が足りてきているという経済指標)の2月は減っていて仕事が無くなってきている為、雇用も増えずらい環境に変化しつつあります。
求人も雇用に関する重要なポイントになるのでチェックする必要があります。

とはいえ、今回の雇用統計3月で考えると、JOLT求人のコロナ前が750万件に対して、最新の発表が約993万件なのでまだまだ人手不足感はあります。

このようなデータからも雇用統計がどうなるのかなという予測が立てられるので注視していきましょう。

 

雇用統計の先行発表と言われている経済指標

雇用統計には先行発表と言われる経済指標があります。

先行発表
・ADP雇用統計
・ISM製造業雇用指数
・ISM非製造業雇用指数
・新規失業保険申請件数
・新規失業保険申請件数4週平均

上記先行発表の発表結果を追う事で、雇用統計を予想する事が可能です。
早速確認してみましょう。

・ADP雇用統計

前回発表:26.1万件
市場予想;20.0万件
今回発表:14.5万件

 

・ISM製造業雇用指数

前回発表:49.1
市場予想;50.0
今回発表:46.9

 

・ISM非製造業雇用指数

前回発表:54.0
市場予想;53.0
今回発表:51.3

 

・新規失業保険申請件数

3月2日:申請者減少
3月9日:申請者増加
3月16日:申請者減少
3月23日:申請者減少
3月30日:申請者増加

 

・新規失業保険申請件数4週平均

※3月30日時点で申請者増加

 

先行発表と言われる経済指標の多くがネガティブな発表結果になっているのがご覧いただけるかと思います。

先行発表だけの結果をみると、雇用統計(3月)でドルにとってポジティブな発表結果になるとは思えません。

次からは雇用統計の本題に触れていきましょう。

 

アメリカ雇用統計(3月) 市場予想

雇用統計(3月)の市場予想では、前回発表よりも悪くなっているだろうという内容になっています。

アメリカ雇用統計3月市場予想

アメリカ雇用統計(3月)

前回発表:31.1万人
市場予想:23.9万人
今回発表:-

 

市場予想どおり、前回発表よりも今回発表数値が悪かった場合、ドル円チャートは下がっていきます。

先行発表も相まって市場予想どおりになるのではと予想できてしまうのですが、雇用統計は「失業率」と「平均時給」も合わせて発表されます。

失業率

前回発表:3.6%
市場予想:3.6%
今回発表:-

 

平均時給

前回発表:0.2%
市場予想:0.4%
今回発表:-

 

上記2つの発表結果によっては、雇用者数が減っていてもチャートが上昇するケースがあるので動向に注目する必要があります。

 

アメリカ雇用統計(3月) 予想

先行発表がことごとくネガティブで、ドルにとってポジティブになるであろう要素がほとんどありません。

ですが、JOLT求人がまだ1000万件近くの数値を出しているのと、平均時給がよくなっているという市場予想なので、平均時給の発表数値によってはチャートが上昇していく可能性があります。

さらに、先行発表の結果が悪かった事が織り込み済みの場合、少しのポジティブ要素で上昇する事もあり得るので大声で雇用統計はドル円ショートですと言える状況ではなさそうです。

とはいえ、雇用統計初動は雇用者数の影響受けがちなので、先行発表の結果からチャートが下がると予想できます。

次は実際のチャートの動きを確認していきましょう。

 

アメリカ雇用統計(3月) チャートの動き

雇用統計(3月)は、4月7日金曜21:30に発表されました。
実際のチャートの動きをご覧ください。

雇用統計3月チャート

真ん中の赤いローソク足が上に向かって伸びているのが分かるかと思います。
チャートが下がるだろうと予想していたので、外れてしまった形になります。

ではなぜチャートが上昇したのか、発表結果を確認していきましょう。

 

アメリカ雇用統計(3月) 発表結果

雇用統計のタイミングでチャートは上昇しました。
では、発表結果はどうたったのかというと以下の通りになります。

雇用統計3月発表結果

アメリカ雇用統計(3月)

前回発表:31.1万人(32.6万人)
市場予想:23.9万人
今回発表:23.6万人

 

今回発表された雇用統計3月分に関しては、先行発表の結果からの予測通り悪かった形になります。

ですが、チャートが上昇(ドルにとってポジティブ)した原因としては、失業率がよかったからになります。

失業率

前回発表:3.6%
市場予想:3.6%
今回発表:3.5%

 

失業率が下がったという事は、離職者が減ったという事でアメリカにとってポジティブな判断材料になります。
加えて、アメリカ雇用統計の3月は悪くなるだろうというのが“織り込み済み”だったうえに、予想以上に悪くなかった事と、雇用統計2月分の数値が情報修正された事によってチャートが上昇した形になります。

 

アメリカ雇用統計 今後

今回発表された雇用統計3月分で分かったのが、“アメリカの労働市場の底が厚い”という点です。

雇用者数は思ったより伸びなかったのですが、求人に関してはまだ高い水準でいる事から、今後雇用者数は伸びてくるのではないかというのが予想されます。

とはいえ、コロナショックが落ち着いてきたと思えばロシア・ウクライナ戦争で天然資源の高騰が起こってしまったりとまだまだどうなるか予測がつきません。

今後も世界情勢やニュースに注目しておくことで、次月のアメリカ雇用統計の予想を立てるのがベストではないでしょうか。

 

まとめ

アメリカ雇用統計世界中のトレーダーが注目している経済指標です。
そんな大きな経済指標に対しての見解と結果、そして今後についてという内容でした。

雇用統計に限らず、経済指標が発表されるタイミングでは、為替チャートに影響を与えます。

そして、経済指標の発表結果がどうなるのかを予想する事ができれば、発表のタイミングで利益を出す事が可能です。

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MT4・MT5といったツールを利用しないので、バイナリーオプション初心者でも覚える事が出来る手法です。

ですが、ただ闇雲に「今月の雇用統計はいいだろう」「前回の雇用統計が悪かったから今月も悪いだろう」といった勘で取引を行うのはNGです。

先行発表の結果や、世界情勢、雇用関連のニュース、アメリカの求人状況はどうなっているのか等を調べてから予想をしましょう。

 

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ハイローオーストラリアは海外バイナリーオプション業者の最大手でしょう。
そんなハイローオーストラリアが雇用統計の指標スキャルにおすすめの理由は「Turbo」という取引ルールが用意されている点と、シンプルなプラットフォームが理由になります。
指標スキャルは基本的にMT4といったツールを必要としていないのでシンプルなフォーマットの方が見やすくて取引しやすいです。

 

・the option(ザ オプション)

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こちらもハイローオーストラリアに次いで人気の高い海外バイナリーオプション業者になります。
ハイローオーストラリア同様にシンプルなプラットフォームで見やすく、取引ルールもわかりやすいものが用意されているので、雇用統計での指標スキャルにはぴったりです。

 

・ゼン・トレーダー(zentrader)

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ゼン・トレーダー(zentrader)はハイローオーストラリアに似たプラットフォームをしているので、雇用統計での指標スキャルに向いています。
加えて、ライセンスを所有しているので安心して取引ができるところもおすすめポイントです。

カテゴリー : 攻略法 投稿日 : 2023年4月28日

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