目次
今回はアメリカ雇用統計(NFP)7月分で、指標スキャルを行ったという内容になっています。
前回のアメリカ雇用統計での取引結果は、上記記事に詳しく掲載しているので合わせてご覧頂けたらと思います。
今回は予想がかなり難しかったので、どうやって予想を立てたのか、予想までの考察もご覧いただけたらと思います。
アメリカ雇用統計(NFP) とは
アメリカ雇用統計(NFP)とは、NonfarmPayrollの事をさしていて、“アメリカ労働省が発表する農業部門以外の雇用者数を数値化した経済指標”になります。
毎月第一金曜に発表される、経済大国アメリカの雇用者数は、世界中が注目しているので為替相場に大きな影響を与えます。
アメリカ雇用統計7月 予想
今回発表されるアメリカ雇用統計7月分ですが、著者はドルにとってポジティブな発表結果になると予想します。
つまり、ドル高円安でチャートは「上昇」してくのではという見込みです。
理由としては、雇用統計の先行発表と言われている、ADP雇用統計の発表結果の数値がかなり乖離していたのが懐疑的だからになります。
アメリカ雇用統計には先行発表とされる関連経済指標があります。
・ADP雇用統計→×
・ISM製造業雇用指数→〇
・ISM非製造業雇用指数→〇
・新規失業保険(4週平均)→×
上記4つの経済指標はアメリカ雇用統計(NFP)の先行発表と言われています。
〇はポジティブ、×はネガティブという発表結果でした。
特に注目したいのが、ADP雇用統計の発表結果になります。
市場予想:68.3万人
今回発表:33万人
過去発表、市場予想に対して、今回発表された結果の数値の乖離が大きいのが分かるかと思います。
ADP雇用統計の発表内容に対して、ISM製造業・ISM非製造業の雇用指数はポジティブな内容になっています。そうなってくると、果たしてADP雇用統計の発表結果は正しかったのかという点が疑問になってきます。
経済指標では”次回発表時に修正が入るケース”があります。
今回のADP雇用統計もあまりにもネガティブ過ぎて実は発表結果程悪くないのではないかという見込みで、上昇予想となっています。
アメリカ雇用統計7月の市場予想は以下の通りです。
市場予想:87.0万人
今回発表:-
アメリカ雇用統計7月 取引ルール
今回はハイローオーストラリアで取引を行っていきます。
ハイローオーストラリアは海外バイナリーオプション業者のパイオニア的存在で、日本人ユーザー利用率No.1といっても過言ではない人気の業者です。
取引ルール | |
利用業者 | ハイローオーストラリア(High&Low.com) |
利用ルール | turbo5分 |
通貨ペア | USD/JPY(米ドル/日本円) |
予想 | HIGH |
取引時間 | 21:30(発表時刻前エントリー) |
取引回数 | 10回 |
アメリカ雇用統計7月 発表結果
アメリカ雇用統計は毎月第一金曜に発表されます。アメリカ雇用統計7月の発表は8月6日21時30分に行われました。
発表結果は以下になります。
市場予想:87.0万人
今回発表:94.3万人
(画像引用元:https://fx.minkabu.jp/indicators)
発表結果は、市場予想よりも増加していて、米ドル(アメリカ)にとってポジティブな発表結果で予想的中となりました。
次は、雇用統計7月の発表後がどんなチャートの動きになったのかご覧いただけたらと思います。
アメリカ雇用統計7月 実際のチャートの動き
今回ポジティブだった発表結果の通り、チャートは21時30分から急上昇しています。
他の経済指標ではここまで大きく動きません。ここまでチャートに大きな影響を与えるのは、経済大国アメリカの経済に直結する大きな経済指標だからこそです。
指標スキャルをする場合は、取引を行う経済指標がどのくらい相場に影響を与えるのかという点も考慮しましょう。
指標スキャルとは
指標スキャルは経済指標のタイミングでスキャルピングを行う取引手法の事になります。
スキャルは“スキャルピング”の略称で、わずかな時間でエントリーから取引終了までを完了する超短期トレードです。
バイナリーオプションは30秒~1分といった短い時間での取引ルールが多いので、指標スキャルはかなり適していると言えるでしょう。
経済指標は平日毎日各国が発表します。
発表国の経済に大きく影響する経済指標は、為替チャートにも影響を与えます。
経済指標の発表結果を予想し、取引を行う事が指標スキャルになります。
指標スキャル やり方
指標スキャルのやり方は2通りあります。
①経済指標の発表結果をあらかじめ予想をして、発表前にエントリーして、発表後に取引終了する。
②経済指標の発表後、発表結果が与える影響によって発生したトレンドに対して順張りする。
今回行った指標スキャルは①のやり方になります。
指標スキャルで2億円以上を稼いだトレーダーもいるほど為替相場取引に根付いた手法になります。
指標スキャル 攻略法
指標スキャルは①のやり方にしても、②のやり方にしても、経済指標の発表結果に左右されます。
FXではハイリスク・ハイリターンの手法と言われていますが、バイナリーオプションは利益と損失があらかじめ分かっているので、FXほどのリスクはありません。
そんな指標スキャルの攻略法は、“判断力”になります。
当然のことながら、発表される経済指標に対して事前に調べる必要があります。
・関連経済指標の発表結果はどうだったのか
・先行発表の経済指標はどのような数値だったのか
必ず事前準備を整えて指標スキャルを行う必要があります。
ですが、指標スキャルは一瞬の判断力が重要です。
「指標スキャルが自分に合っていたということだと思います。恐怖感やスリルは今でもありますけど、やっているうちに慣れと勇気が養われました。もし、自分に合わなければ、潔くあきらめることも必要だと思います」
(引用元:https://media.yucasee.jp/posts/index/3872/4/)
指標スキャルで2億円以上を稼いだ億トレーダーも“慣れと勇気”と言われています。
最初からすべて完璧にこなす事が出来るトレーダーは一人もいません。
重要なのは、判断力を培うために、事前に情報精査して繰り返し取引をおこなっていくことではないでしょうか。
まとめ
今回はアメリカ雇用統計(NFP)7月分で指標スキャル行い、ハイローオーストラリアで全勝したという内容になります。
雇用統計は、アメリカ労働省が発表する為替相場への影響が絶大な経済指標です。
経済指標は雇用統計だけではないので、各為替サイトで経済指標をチェックしてみてはいかがでしょうか。
指標スキャルは、ネット上で経済指標や関連経済指標を調べる事ができるので、バイナリーオプション初心者におすすめの手法になります。
バイナリーオプションは長期的なトレードのファンダメンタルはできません。
加えて、過去のチャートと現在のチャートを見比べてMT4にラインを引いて、チャートに張り付いて取引を行うテクニカル分析も専業トレーダーじゃないと難しいです。
指標スキャルは、事前に発表される経済の事を調べておけば、あとは経済指標が発表されるタイミングに集中しておけば大丈夫です。
そしてバイナリーオプションと相性がいい手法になります。
初心者から上級者まで利用している手法なので、まだ取り入れていない人は試してみるのもいいのではないでしょうか。
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