「バイナリーオプションはギャンブル性が高いからやめた方がいい」
「バイナリーオプションで勝てない」
「高いツールを買ったけど勝率が安定しない」
バイナリーオプションを利用していると、上記のような悩みを抱えている人もいらっしゃるのではないでしょうか。
特に、バイナリーオプションをはじめたばかりの人は予想の立て方が分からずにギャンブルトレードになりがちです。
そこで今回は、初心者でもできる予想の立て方“指標スキャルピング(以後指標スキャル表記)”についてご紹介していきます。
バイナリーオプション 勝ち方
バイナリーオプションは、ドル円やユーロ円といった為替チャートが一定時間後に上がるか下がるかを予想する為替相場取引です。
つまり、株のデイトレやFXといった「チャートを読んで取引を行っている手法が代用出来る」という事になります。
先人達が編み出した手法を利用する事でギャンブルトレードではなくなり、勝率を上げる事が可能となっています。
では大まかな手法を解説していきます。
テクニカル分析とは
テクニカル分析は、“為替チャートの動きは過去の値動きに類似する”という前提のもと、予想していく手法になります。
テクニカル分析では、MT4(MT5)といったツールを利用する必要があるのですが、かなり多くの手法があるので必ず自分に合った手法を見つけられます。
過去にいくつかご紹介しているので、そちらを参照にしてもらえたらと思います。
ファンダメンタルズ分析とは
ファンダメンタルズ分析は、各国の経済成長率、物価上昇率、失業率、財政収支といった情報をもとに、長期的に相場を分析する手法です。
今回初心者の方に向けて解説する指標スキャルですが、大きく分類するとファンダメンタルズ分析に該当します。
長期的に分析するのに、短期取引のバイナリーオプションで使えるの?と疑問に思ってしまうかも知れませんが問題ありません。
実際に指標スキャルについて解説していきます。
指標スキャルとは
経済指標とは、各国が月曜から金曜にかけて発表する、自国の経済状況を数値化した公表になります。
経済指標は、特に国際決済通貨のアメリカ(ドル/$)・ユーロ(ユーロ/€)・日本(円/¥)・イギリス(ポンド/£)・スイス(フラン/₣)、関連の発表は多くの投資家達が売買を行うので、大きく相場に影響を与えます。
ネットの記事では「指標スキャルは危険だから注意」というのを見かけますが、短期トレードのバイナリーオプションと相性がいいです。
指標スキャルのやり方は大まかに2通りあります。
・経済指標の発表結果を事前に予想して取引
・経済指標の発表結果後に、トレンド方向に順張り
今回は予め発表結果を予想して取引をしていく方法をとります。
では、実際にどの経済指標で取引をして、その結果どうなったかをご覧下さい。
指標スキャル 予想
今回予想をしていく経済指標は「米)個人所得11月」「米)耐久財受注11月」になります。
同時刻に発表される経済指標になるのですが、なぜこの経済指標を選んだのかというと、“世界情勢的に予想しやすいから”になります。
2022年12月現在、世界的に消費者物価指数が上昇し、個人所得が大幅に現象している可能性があります。
実際に市場予想でも悪くなっている見込みになっております。
つまり、経済指標の発表はネガティブな内容ではないかと予想します。
懸念される点としては、あまりにも前回発表と市場予想の数値に乖離があるので、市場予想までは悪くなく、チャートが上昇してしまう可能性があります。
とはいえ、世界情勢的にも悪くなっているのは必須なので発表後ドル円チャートが下降していくと予想して取引をしていきます。
指標スキャル 実際の取引
利用していくバイナリーオプション業者は“ハイローオーストラリア”になります。
利用者が多く、安心できる海外バイナリーオプション業者です。
今回は以下の内容で取引を行いました。
通貨銘柄;USD/JPY(ドル円)
取引金額:1,000円
ペイアウト率:1.85倍
ペイアウト額:1,850円
利益:850円
今回予想したのは、経済指標発表後にドル円チャートが下降していくというものになります。
早速取引結果をご覧ください。
22時30分にかけて一気に上昇して、22時30分ピッタリにチャートが下降しているのが分かるかと思います。
つまり、予想通りドル円チャートは下降して利益を獲得する事ができました。
次は、実際の発表結果をみていきましょう。
指標スキャル 発表結果
実際の発表結果は、予想した通りネガティブな発表結果になっていて、ドル円チャートは下降しました。
懸念していた、市場予想より悪くないという発表結果だったのですが、PCEデフレーターのネガティブな発表結果も重なりチャートは急降下していくという内容でした。
指標スキャル 予想のやり方
指標スキャルは、経済指標発表に対して予想を行い取引をしていく手法になります。
予想のコツとして重要なのは以下の2点になります。
・関連経済指標の発表結果を確認する
・世界情勢やニュースを確認する
関連経済指標の確認は必須です。例えばアメリカ雇用統計の予想を立てる際、アメリカ雇用統計発表の数日前に「ADP雇用統計」という関連指標が発表されます。
ADP雇用統計がポジティブな結果だった場合、アメリカ雇用統計もポジティブな結果になる傾向にあります。
経済は単発で発生する訳ではなく、色んな情報が連なっていくので、関連経済指標の発表結果を必ず確認しましょう。
次に重要なのが世界情勢やニュースになります。例えば、ロシアとウクライナの戦争の結果天然資源が高騰しました。それが切っ掛けでインフレ率が上昇しました。
インフレ率が上昇すると生産者は製品価格を引き上げをして、消費者が沢山お金を使わないといけなくなります。
このように、世界情勢やニュースから発表される経済指標がどのような結果になるのかを予想する事が可能なので世界情勢やニュースは確認しましょう。
バイナリーオプション 勝てない原因
バイナリーオプションで勝てない人の特徴は以下の通りです。
・運に任せたギャンブルトレード
・手法が合っていない
・トライ&エラーを行わない
原因を解説していくので、対策を取っていきましょう。
運に任せたギャンブルトレード
バイナリーオプションは為替相場取引で、その歴史は凄く長いです。
長い歴史の中で、為替相場取引に使用できる取引手法が編み出されています。
加えて、バイナリーオプションの利率は2倍ではないので勝率が50%だった場合、確実に損失が膨らみます。
バイナリーオプションでは絶対にギャンブルトレードをやめて、テクニカル分析やファンダメンタルズ分析といった手法を利用していきましょう。
手法が合っていない
バイナリーオプションではテクニカル分析やファンダメンタルズ分析といった手法を利用する事が可能です。
ですが、時間帯によって値動きが激しい通貨があったり、長期的な値動きを予想する手法を利用していたりする場合があります。
手法を利用しても勝率が上がらない場合は、別の手法に切り替えましょう。
トライ&エラーを行わない
為替チャートは色んな要因で変動します。
手法を利用して根拠のある取引をしたとしても負けてしまう場合があります。
ですが、1回2回ダメだったからといって諦めず、どこがダメだったのか、負けた原因はなんだったのかを反省して、トライ&エラーを行っていきましょう。
まとめ
今回はバイナリーオプションの勝ち方として指標スキャルをご紹介しました。
指標スキャルはツールを必要とせず、インターネットで「経済指標」と検索するだけで誰でも確認が取れます。
市場予想も表示されているので、予想が立てやすいです。
指標スキャルはバイナリーオプション初心者に向いていると考えるのですが、その他にもテクニカル分析の手法をご紹介しているので、そちらも合わせてご覧いただけたらと思います。
バイナリーオプションは為替相場取引になります。決して2分の1を勘で当てるギャンブルではないので、必ず手法を利用して取引をしていきましょう。